マチヤ・テラス通信~高槻の町家を照らす~

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カテゴリ:すぃんきょ(くらしきにっき)( 23 )


2015年 10月 30日

めでたいまちかど~倉敷5年ぶり日記~おまけ

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先週の倉敷行。
赤信号以外はずっと歩いていた気がしますが、
秋らしい風物や人や景色に、いっぱい出会いました。

家も蔵も、中心市街地を外れると、なまこ壁は見かけなくなる。
(なまこ壁=壁に瓦を貼って、目地をなまこ状に漆喰で押えたもの、かな)
このあたりでは、腰に焼き板、上部は漆喰塗り。
高槻でもよく見慣れた壁面構成が一般的な様子。

水路が清潔な感じ。
水質云々というより、水路際がきれい。
当然、水も澄んでいる。
その脇の道を近くのお稲荷さんか何かの神輿が通り過ぎる。
子どもたちの声が明るい。

狭小道路の交差点、路面表示は「出合頭注意」。
最近の高槻では「出合注意」が多いと思う。「頭」がない。
年代や地域によって違うのかもしれませんね。
ここでは、ちゃんとお頭付き、おめでたいまちかどですね。

世界一歩くのが速い大阪人(のおっさん)、
ちゃりんこのガキンチョたちには、あっさり抜き去られるのであった。
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by ti-ao | 2015-10-30 23:06 | すぃんきょ(くらしきにっき) | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 25日

明るい路地~倉敷5年ぶり日記3~本町あたり

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今回の倉敷行はよく歩きました。
普段、何キロ歩いたとか、まったく気にしないのですが、
町家トラストのNさんに聞かれて気になったので、
地図で測ると、12キロ程度でしょうか。
朝、高槻を出て、夜戻るまで、休まず、昼食もとらず、
電車以外は、ほとんど歩いていた気がします。
目的があったので。単純明快。
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水江の渡しから、一度、倉敷駅に戻る。
時計塔に夕陽。
チボリ公園ができると聞いた時、元あった紡績工場の建物を活かして、
地元の産業や歴史文化と結びついたことをやればいいのになぁと、思ったものです。
同じ市内によい先例(アイビースクエア)もあった。
そのチボリも去り、今は商業施設が入っているようです。

東京や外国の資本がやってくると、収益は東京や外国に流れ出る。
そして、地元の商売人がやる気をなくし、
結果として、地域それ自体の力が弱まっていくのではないか。
有名なものが出来て、「にぎわいができる」と喜んでいてよいのか。
雇用と生活利便には多少貢献するでしょうが。
地元の店などがなくなっていけば、高齢で車に乗れなくなったら困るのでは?
だから、コンビニは拡張をつづける?
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倉敷の本町あたり。
まちを守っている鶴形山に月。
すっかり遅くなってしまった。
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ほんとうは立ち寄りたい場所が他にもあったけど、今回はこのあたりで。
東町の町家トラストから駅に戻りながら、夜景を愉しむ。
以前にも増して、夜が明るいまちになっている。
ちょっとまぶしすぎるかな。
(そういう写真は撮りたくないので、ここにはありません・・・)

路地までほんのり明るい。
昼間は業務用のモノやバイクが置いてある路地も、夜はすっきり。
この路地がこんなにクリアなのは、初めて見ました。
いいなぁ。

ところで、太宰治が書いていたと思います。
くらいうちはほろびない、というような話を。
今、ふとそのことを思い起こしました。

相変わらず、私の写真は、いかにも倉敷というものが少ないな。
お付き合いありがとうございました。
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by ti-ao | 2015-10-25 13:34 | すぃんきょ(くらしきにっき) | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 25日

月下のはたきがけ~倉敷5年ぶり日記2~倉敷町家トラスト

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倉敷のまちも、なんだかにぎやかになっている。
古い街道に入り、本町から東町まで来ると、少しほっとする。
倉敷町家トラストへ。
http://kmtrust.blog79.fc2.com/

以前、古びていた町家が事務所になっています。
人の息と手、心が入ると、まるで別人?のように、家はよみがえる。

私は殆ど、よその事例を参考にしないのですが、
町家調査を2009年に始める時だけは唯一の例外でした。
こちら、倉敷町家トラストの町家調査に参加させていただいて、
手法や目的、調査票の内容を教えていただいて、
よし、これなら高槻でもやれると、自信を持てました。
ただし、倉敷と高槻では、あまりに町家を取り巻く環境が違うので、
高槻の町家調査は高槻の状況に合わせて、かなり内容が変わっています。
それでも、ある意味、トラストのみなさん、特にNさんは、
私にとっては師匠みたいな方です。

東町にたどり着いたのが夕方おそく。
日が落ちて、月が出始めたころ。
ちょうどNさんも、イベントからお戻りになるところ。
11月3日まで続く地域生活文化再発見イベント「備中no町家deクラス」。
http://machiya-class.net/
この中心で忙しく動き回っていらっしゃいます。

町家にて、1時間ほど静かにお話しできました。
町家トラストも知名度が上がり、活動も広がっている。
町家と言えば、トラストに相談が来るようにもなった。
倉敷の町家人気が高まり、不動産業者やテナントの参入も増えた。
が、それらは皆、よそのまちの人たち。
かつての町家調査や仲介、町家単体の手当てからの重点移行。
今は、地元のコミュニティづくりにじっくりと取り組んでいらっしゃるご様子。
「しあわせにしねるまち」
これを目指すのだとおっしゃった。
思わず、息をのむ。

やはり、はるか先を行っていらっしゃるお手本です。
町家単体のことから城下町のコミュニティに関わる段階に入っている、
私たちの流れと、方向が一致している気がしました。
またいろいろ教えていただきたいです。

ちなみに、「マチヤ・テラス」が頭の中にあって、
今回イベント名を「町家クラス」にしたとのこと。
それはめちゃめちゃ光栄です!
なんか、3文字って、なじみやすいんですよね。
マチヤ・テラスは、マリア・カラスから来た名前です。

手作りのはたき。
倉敷は紡績の町だから、こういう着物の端切れみたいなものも、
ふんだんに手に入ったことでしょう。
はさみで切らず、手で細く裂くのだそうです。
そうすると糸(繊維)がほどけない。
そして、はたきは、ぱたぱたしない!
すぅーっと、こう、なでるようにする。
のだそうです。
地元のおばあちゃんたちの知恵。
これが若い人にも伝わる。
そんなこともやっている「町家クラス」。
ぜひ、行ってみてください。

宵に町家でおじさん二人がはたきがけ(笑)
いや、なかなかいいもんですね。
建具の桟とか、掃除機よりも掃除しやすいです。

Nさん、今回もまた、ほんとうにありがとうございました。
またおじゃましたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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by ti-ao | 2015-10-25 12:28 | すぃんきょ(くらしきにっき) | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 25日

地図にないふたつの橋~倉敷5年ぶり日記1~水江の渡し

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倉敷に渡し船が残っている。

聞いてはいたけど、ほんまにまだある。
ということで、昨日、行ってきました。
(日曜はお休みらしいので土曜日にしました)
倉敷、といっても実は広い。
倉敷駅から片道1時間ほど歩く。

高梁川がぐぐっと大きく蛇行して南西へ向きを変える。
中洲がつながって、川幅が狭くなったようなところ。
そこに水江の渡し。
大正14年から90年も続いている。
大切な生活の足なのですね。
船頭さんに声をかけて写真を撮らせていただきました。

船頭さんの向こうに見える大きな橋。
すでに構造物はできているようですが、まだ供用されていない。
渡しが来年3月までは続くようなので、開通はそのころでしょうか。

水江の渡しは、対岸の船穂に小屋があって、
こっちから手を振ると、船頭さんが手を振り返してくれます。
そして、こっちに渡し船でやってきてくれて、
対岸まで乗せてくださいます。1分ほどで渡ります。
一人でも。
無料です。
渡船組合の運営で、船頭さんはお二人だとか。
ほんとうにありがとうございました。

地図を見ても、渡しは出ていません。
新しい橋も開通までは出ていません。
今、倉敷の水江には、地図にないふたつの橋があるのでした。

高梁川は水がきれいで、あたりも木々や草花があって、
とても心地よいですね。
これも倉敷の魅力のひとつです。
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by ti-ao | 2015-10-25 11:34 | すぃんきょ(くらしきにっき) | Trackback | Comments(0)
2010年 07月 15日

倉敷の休日~高槻を想う~

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しょ●たんブログに挑戦中か!?
↑更新頻度ね

月曜は倉敷はお休み。
これは元々、倉敷川べりの大原美術館、
その休館日に合わせたって聞いたような・・・
(違うかもしれません)

地元の知人を訪ね、しばしお話。
お忙しいお方で、めったにお目にかかれない。
「倉敷は明治の文明開化以降、紡績などで大きく発展した。
始まりは戦国期あたりか。埋め立て地に入植。
その後、本町あたりの古い農業地主(古禄)と、
倉敷川あたりに入った新しい商売人(新禄)が、
江戸時代後半に勢力争いしたことも」
「40年前の倉敷は川も家も汚かった。
当時の副市長ががんばって条例を作ってから、よくなった。
反対も多かったが、観光資源になると気付いた人がいた」
「歴史系のまちには歴史以外にもうひとつ何かいる。
倉敷には商業が入っている。
つまり、歴史系の商店街による集客」
というようなお話を伺う。

確かに、魅力として何かほしいというのは、
常にまちの課題?です。
今、高槻の旧城下町は概して住宅地で、
残っている町家も殆どが住宅です。
倉敷のように商店街とはいきません。
(これに対して西国街道芥川宿沿いでは商家が多い気がする)
また、高槻でいちばん有名なのは、例えば、高山右近さん。
でも、右近さんには宗教的な経緯があって、
どうも地元の支持が盛り上がらない気がします。

とか、活動を通じて、いつも話しているのですが、
なかなかいい答は見つかりません。
少しづつでも進んで、何かを作っていけたらいいなと思います。
まずはおもしろいポイント(点)をひとつふたつ作ることから・・・
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by ti-ao | 2010-07-15 23:47 | すぃんきょ(くらしきにっき) | Trackback | Comments(0)
2010年 07月 15日

東西洋を問わず~倉敷モダンの粋~

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タイトルは、私の勝手な感想ですが。

そのまちに行くと必ず見入ってしまうものとか、
ありませんか?(笑)
私にとってはこの建築がそれです。

(いやぁ、ええわぁ~)

なんか、ヨーロッパとか、あるいは、アジアのどこかとか、
そういう景にも見えてしまう。
意匠(デザイン)、シャープです。
切れ味抜群です。

(古い木造建築は、国によって構造とかは違っても、
見てると、なんとなく似通った匂いがしませんか?)
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by ti-ao | 2010-07-15 23:24 | すぃんきょ(くらしきにっき) | Trackback | Comments(0)
2010年 07月 15日

こんなにきれいになって~倉敷本町あたり~

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この機会に?倉敷について少し。
(一連の倉敷シリーズは伝聞を、裏付けなしにそのまま書いたりします。ご了承ください)

倉敷川から少しそれて歩く。
本町とか東町。
ちょうど神域の鶴形山に沿うように連なるまちなみ。

このあたりは旧街道で、倉敷川沿いの白壁のまちよりも古いようです。

最近?それが来る度にきれいになっている。
昔は、月曜は倉敷の美観地区あたりはお休みで、
お店とかも閉まっていたと思うけど、
このごろは、このあたりにしゃれたお店が増えて、
そして、月曜でも開いてたりする。

もっと生活の匂いのする雑然とした、
でも、生きているまちだったころがなつかしい気もします。
(今も生きてますが!)

建築(家々)が、こんなにきれいになると気になるのは、
電柱電線と道路の舗装や側溝。
倉敷の人たちのまちなみへの熱意の波は、
そういうものさえ、きれいにつくりかえようとしている。

倉敷のまちは、案外若いようです。
意外ですよね。
またお話します。
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by ti-ao | 2010-07-15 23:07 | すぃんきょ(くらしきにっき) | Trackback | Comments(0)
2010年 07月 11日

半円の虹~六月、倉敷川河畔にて~

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ひと月ほど前、くらしき。

にぶい梅雨色に、
欠けることのない、まったく半円の虹。

空を切り刻むタカイモノがないから、
それが見えたのでしょう。


甍の波、柳の1/f、完全なる虹。
小雨の中を満たされて歩く。
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by ti-ao | 2010-07-11 22:49 | すぃんきょ(くらしきにっき) | Trackback | Comments(0)
2009年 11月 08日

「つたのかげにて」くらしきにっき14

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つたのやかた。

ある写真展を見に来たのに、
片隅の扉に気をひかれる。
それは古くて重たそう。
昔、紡績工場だった頃の名残?
今は使われていない感じ。
それでもあえて残しているところがいいですね。

扉はレールに載っている。
扉の左手に太い綱。
それを下に引っ張る。
滑車を介してレールの右端が持ち上がる。
扉にはコマが付いていて、
レールの傾斜に従って、扉がごろごろ左へ転がる。
で、開く。
なんとも無骨、すばらしい。

とまぁ、こんな感じかな。
↑写真載せろよ!
↑だって撮ってないもん♪
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by ti-ao | 2009-11-08 00:05 | すぃんきょ(くらしきにっき) | Trackback | Comments(0)
2009年 11月 07日

「これのぼるの?」くらしきにっき13

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お祈りしたり、お手入れしたり、
そのためにここを登り降りするとして、
その人は、そう若くはないような気がする。

ぅわ・・・

どうぞ、お気をつけて。


ここを舞台にしての、
またつまらん小説もどきの話を思いつきそう



今日はやめとこ。←やめるんかぃ☆
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by ti-ao | 2009-11-07 23:53 | すぃんきょ(くらしきにっき) | Trackback | Comments(0)