マチヤ・テラス通信~高槻の町家を照らす~

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カテゴリ:町家・まちなみ調査(1期)結果( 8 )


2009年 12月 24日

「マチヤ・グラフ」G-1+2+3~町家・まちなみ調査(1期)結果~

では、調査エリアごとに見てみましょう。
西から東へ、川之町~新川之町~馬町。
*この3つは自治会名で、古くから親しまれている地域の呼称でもあります。

「01 川之町」
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●マチヤ率
 町家等26.1%(寺院・和風含むと29.5%)
●思ったこと
 ・都心の駅、生活利便+商業施設の集積地に国道を隔てることなく近接し、
  前面道路幅員が広いこともあり、中高層化が進んでいる。
 ・鉄道敷、国道附近は近隣商業地域であり、商業+業務施設も立地するが、
  概して閑静で良好な住宅地である。
 ・地域を代表する町家が数軒残っており、街路樹と石畳風の舗装とも調和した
  歴史風情が感じられる。
●まとめ
 ・依然、町家が延長の3割近くを占めており、整備された街路と一体的に、
  都心における貴重な歴史景観地域として魅力向上を図ることが望まれます。
 ・地域の魅力である町家の維持再生への配慮が望まれます。(各エリア共通)

「02 新川之町」
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●マチヤ率
 町家等35.3%(寺院・和風含むと80.2%)
●思ったこと
 ・城下の寺内町を含み、複数の寺院が現存する。
  今回調査範囲中、最も道路幅が狭く、中高層建築も少ない。
 ・国道寄りに店舗併用住宅も見られるが、低層住宅地として熟成している。
  地域特性、道路幅員に対して通過交通過多の傾向がある。
 ・伝統的木造による町家、長屋も多数残っており、昭和レトロなまちなみ風情が
  感じられ、歴史要素を含む建築の割合が8割と突出している。
●まとめ
 ・国道交叉点附近は、将来の景観核である城跡エリアへの導入部。
  大手門(玄関口)としての位置付けをふまえた整備が望まれます。
 ・通りの国道以西と連携した、歴史要素を活かした景観形成が期待されます。

「03 馬 町」
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●マチヤ率
 町家等40.1%(寺院・和風含むと56.3%)
●思ったこと
 ・閑静な低層住宅地であり、空が広く感じられる。
  城下町の北東端に位置するため、かつてのまちと田園との境界域の雰囲気がある。
 ・城の東大手筋、当て曲げ、道標など城下町の骨格に加え、多数の町家が残っている。
  農家が町家風に移り変わったと思われる事例も見られる。
 ・今回調査範囲中、伝統木造家屋の占める割合が最も高い。
  修景整備された水路があり、まちの骨格と建築に良好な歴史景観の要素を有している。
 ・江戸時代から地蔵盆が伝承されている。(自治会中心)
●まとめ
 ・地元のみなさんのまちの歴史への意識の高さ、まちの骨格や建物に残る歴史要素、
  これらを尊重した歴史景観のまちづくりが期待されます。


以上、少々荒削りですが、調査結果のまとめでした。
長い話にお付き合いくださり、ありがとうございました。
なお、ご意見ご感想はこちらまでお寄せください。
ecohikari09@yahoo.co.jp


調査日程:2008年11月2日~2009年3月22日(10回)
    (補足調査あり)
調査担当:マチヤ・テラスの人たち
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by ti-ao | 2009-12-24 03:23 | 町家・まちなみ調査(1期)結果 | Trackback | Comments(0)
2009年 12月 24日

「マチヤ・グラフ」G-0~町家・まちなみ調査(1期)結果~

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5割強は歴史の面影が残っています☆
~城下町北辺の目抜き通り~

町家・まちなみ調査による「マチヤ・テラスまっぷ」
その建物を分類して「マチヤ・グラフ」にしてみました。

「00今回調査範囲全体(川之町+新川之町+馬町)について」
●グラフの集計結果

調査した通り(街路)総延長(道の両側)
=1,256.3m(100%)

そのうち
町家・長屋(伝統工法木造の住宅)
=428.7m(34.1%)

和風の住宅(在来工法・RC造・S造含む)
=117.2m(9.3%)

寺院建築(宿坊含む)
=159.8m(12.7%)

という結果でした。
これら(町家・長屋+和風+寺院)の合計は
=705.7m(56.1%)
となり、なんと5割を超えていました。

ちなみに、
洋風・今風の住宅
=238.1m(19.0%)
低層S造・RC造建築(店舗・事務所など含む)
=71.6m(5.7%)
中層S造・RC造建築
=206.3m(16.4%)
空地・駐車場
=34.6m(2.8%)
となります。

●エリアごとのマチヤ率集計
01 川之町   町家等26.1%(寺院・和風含むと29.5%)
02 新川之町 町家等35.3%(寺院・和風含むと80.2%)
03 馬 町   町家等40.1%(寺院・和風含むと56.3%)
00 全 体   町家等34.1%(寺院・和風含むと56.1%)

*数値は通りに面する部分の長さ(間口)です。
  %は、通りの延長に対する間口合計の割合です。
*S造:鉄骨造 RC造:鉄筋コンクリート造
*工事中の敷地は建築の種別が明確な場合、その数値に加えました。


●思ったこと 
 江戸期に商店や住宅が軒を連ねたと言う城下町北辺のかつての目抜き通りについて、
主に歴史景観を意識して建物、まちなみの現在の姿を調査しました。
*町家など伝統工法木造住宅の比較的多く残る通りを調査対象として抽出しました。

・調査範囲は、現在の中心市街地南端に位置する。
 建物用途は大部分が住宅であり、通過交通の多さを除けば、
 概して閑静な住環境が形成されている。

・町家等伝統工法木造住宅や寺院、和風住宅の間口の合計が、
 通りの総延長に対する割合は過半を超えており、
 地域の歴史景観イメージの強さを裏付けしている。

・調査範囲の東側ほど、また東西軸通りの北側、南北軸どおりの東側ほど、
 伝統木造の占める割合が高くなる傾向がある。

・町家とは言え、江戸期以前建築のものは希少であり、
 大半は明治から昭和初期の築と推測されるが、
 十分に歴史の風情があり、伝統工法も伝承されている。

・伝統木造住宅であるが、表層を現在風に改装しているケースが多く、
 逆に現代建築でありながら、町家風のモチーフをデザインに採用しているケースも見られる。

●まとめ
 町家等を、建築当初の姿のままに守り伝えるだけが重要ではありません。
むしろ、時代に合わせて手を加えながらも、町家風のデザインや佇まいを取り入れるなど、
工夫しながら、いかに伝統的なまちのイメージと佇まいを守り、かつ、創るか、
それを、いかにまちのたからものとして継承していくか、
その大切さを再認識しました。
そして、それに取り組むのは、今この時からでも決して遅くはないと、
調査結果は示唆しているように思います。

町家、古い家の先行きについて、
改修や耐震補強、あるいは、建て替えなど、
いろんなことが考えられます。
その際に、町家等のよさを上手く柔軟に取り入れる発想と、
そして、何よりも家の人の家への思いが大切になります。

マチヤ・テラスでは、まちやびとのお力になれるよう、
これからも裏方のプロとして、非営利で活動したいと思っています。

50年後、100年後のまちの姿はどうなっているのか、
未来のこどもたちに何を伝えるのか、
少し大げさですが、いつも心にとめていたいです。

どうぞよろしくお願いいたします。
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by ti-ao | 2009-12-24 01:22 | 町家・まちなみ調査(1期)結果 | Trackback | Comments(0)
2009年 12月 23日

「マチヤ・テラスまっぷ」から「マチヤ・グラフ」へ

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まっぷ全体を印刷すると、細部が見えにくいので、
部分拡大して印刷してみました。

縮尺は、
1:1,000
1:500
1:200
です。

そこそこ描き込んでいるのですが、
普通の印刷ではそこまで見えません(苦笑)

建物は写真を見ながら一軒一軒描きました。
全部で百軒ほど。
調査よりもこの作図のほうに、
はるかに多くの時と力を使いました。
シンプルにかわいく、でも、結構リアルにと、
黙々と描きつづけました。
その間は孤独・・・(苦笑)

だけど、こうしてみなさんに見てもらえる日が来て、
なんかとってもうれしい。
「こういうことをやっています」
というものが、ひとつできたことが、
さらにうれしいです。
(これまで、それがないことがつらかった)

とは言え、これらの絵や図は、
やはり、活動のための道具に過ぎません。
でも、単純におもしろいなぁって、
見てくれてもうれしいな、やっぱり。
絵はリクツヌキですもん。

「あ、この家知ってる♪」とか、
「これ私の家やん☆」とか、
思ってもらえたらいいな。

あったかくなったら、このまっぷを手に、
みんなで実際のまちを歩くのもいいな、とか考えています。


「まっぷをCADで作図した」のは、
この家々をコピーして、種類別に並べ替え、
「グラフにする」ためです。
(CADならそれは容易です)
建物の姿、まちなみを絵や図面に描くこと自体は珍しくない。
けど、
それをそっくりそのままコピーして、
まちなみ・建物分析のグラフにするというのは、
多分珍しいと思います。
少なくとも、私は他で見たことがない。
私自身は、これを歯みがきしながらだったか、
トイレに行こうとしてだったか、
なんかそういうなんでもないときに、
ふと思いついて、メモしました(笑)
考えてないようでも、常に、どうしようかな、
なんて考えている。
これはある種、職業病みたいなものです。
別にヤマイではないですが。

よく言われるモノズキたるゆえんでしょうか。
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by ti-ao | 2009-12-23 07:36 | 町家・まちなみ調査(1期)結果 | Trackback | Comments(0)
2009年 12月 23日

「マチヤ・テラスまっぷ」M-1~町家・まちなみ調査(1期)結果~

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たかつき(大阪府高槻市)のまちでは、
歴史あるまちなみや町家は残り少なく、さらに減っていく状況です。
そこでマチヤ・テラスでは、昨年度、町家・まちなみ調査を行いました。
行政のご協力で自治会回覧による地元への事前連絡を行った上で調査に入り、
ちょうど一年前の昨20年12月には中間報告をしました。

その後、21年春には調査を無事終了して、
調査結果のまとめ(最低限のところまで)も11月にようやくできました。
この間、調査を通して地元のみなさんとの交流もあり、
たくさんの温かいお力添えもいただきました。
みなさま、ほんとうにありがとうございました。

ここに調査結果のまとめをお届けします。
ご覧いただければうれしいです。
結果の分析やまとめ、情報集めは、今後も継続したいと思っています。
ご意見、ご感想、情報のご提供、お問合せなど、お気軽にお寄せください。
ecohikari09@yahoo.co.jp
よろしくお願いします。

*この調査結果は現在、地元自治会に回覧していただいています。
*平成22年3月ごろに調査結果発表の場を設けたいと思っています。
*調査のご縁から「たかつき まちや・ねっと」という活動に進展しつつあります。
*現在は、第2期として、西国街道芥川宿周辺を調査中です。

●調査概要
 1.調査目的
  ・現存する町家の現況把握+データベース作成
  (まちのどこに、どのような町家が、どのくらい、どんなふうに残っているのか)
  ・地元のみなさんとの交流
  (まちなみやまちづくりへの思いを高め合う)
 2.調査内容
  ・内容:データベース作成(地図+調査票+写真)
   →マチヤ・テラスまっぷ+マチヤ・グラフによる分析、まとめ
  ・時期:平成20年11月上旬~平成21年3月末(一部追加あり)
  ・場所:城下町の面影の残るまち
  (城北町1丁目~京口町~大手町~上本町)

 3.考察と感想
  ・今回は城下町北辺のかつての目抜き通りを調査しました。
   歴史の面影の残る町家や長屋の割合は、  
   34%(寺院や和風含めると56%)
   (調査範囲の街路延長に対する町家等の間口の合計の占める割合)
   という結果でした。
   たかつきには「残っていない」と言われがちですが、
   歴史の面影は、実はかなり残っています。
  ・古いものを新しいものに更新すること、
   それ自体は昔から当り前のことだったと思います。
   ただ高度成長期には新しい工法や材料が広まり、
   そういう家に建て替えるのが主流になりました。
   それは誰がわるいのでもなく、自然な流れだったのだと思います。
   新旧和洋いかなる家にお住まいであるかにかかわらず、
   自分のまちの姿を見つめ直してみるなら、
   まだ歴史の名残が3割~過半を占める今この時こそ、
   ぎりぎりの瀬戸際のように感じます。
   まっぷには町家以外の家も描いてあります。
   これは、まちのみなさんにご自分のまちのことだ!と、
   実感していただければ、という思いによります。
  ・古いものをそのまま残すだけではなく、
   むしろ、時代に合わせながら無理をしないように、
   伝統的なまちのイメージや佇まいを守り、かつ、創りながら、
   生きた状態で継承していくことが大切ではないかと思います。
   それに取り組むのは、今からでも遅くはないと、
   今回の調査結果は示しているのではないでしょうか。
  ・まちには声高に誇ることもなく、でもたしかに、
   まちを思う人の心や建物や生活があります。
   そんなまちのたからものを描いたのがこのまっぷですが、
   きっとまだまだいっぱいあるのだと思います。
   そういうきらきらしたかけらたちを集めてみたら、
   まちにとってのなにかしらの力になるのではないか。
   この調査を通して、そんなことを感じました。

   

私たちは町家の保存運動家ではない。
古いものを新しくすることは、当り前。
その前提で、それでもやっぱり、町家はいい。
だからせめて、ここにある(残っている)間だけでも、
まちのたからものとして大切に見守りたい。
あくまでも、主役はまちの人、町家の人。
私たちは寄り添うのみです。
お付き合いの中で、もしもお力になれることがあれば、
非営利で取り組みたいと思っています。 

平成18年、19年の景観ワークショップ(高槻市主催)以来、
行政の呼びかけにより集まった市民が景観に関心を持ち、
行政と手を携えつつ、主体的に活動してきたことは、
たかつきらしい、たかつきのよさではないかと思います。
昨今、近隣都市でも、行政主体の町家全戸調査等が行われるようになりました。
近い将来、わがたかつきでも行政が調査に乗り出すような場合、
すでに先行実績となりつつある、市民による手づくりのこの調査が活かされ、
(結果や手法のみが利用されるのではなく)
行政と市民が協力し合う、たかつきらしい調査となることを切に願っています。

長くなりました。
これまでのみなさんのあたたかいお気持ちに感謝します。
そして、これからもどうぞよろしくお願いします。

ありがとう☆ 
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by ti-ao | 2009-12-23 00:14 | 町家・まちなみ調査(1期)結果 | Trackback | Comments(0)
2009年 11月 17日

「でたでた☆」~りある・たかつき にっき 続~

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右近くんが、ぱられる・たかつきで出陣していたころ、

ここ、りある・たかつきでは、照五郎(ti-ao)が・・・


「マチヤ・テラスまっぷ」の1期分を、ほぼ描き上げていました。

1期調査はしたものの、なかなか結果のまとめができず、
でも、町家がどんどん消えていく状況を考えると、
脚を停めるわけにもいかず、
次の2期調査の準備を始めて、とうとう調査自体も始めてしまい・・・

ジクジタルオモイとはこういうことを言うのでしょう。

ともかく、今、ラフながらひと通りの結果が出ようとしています。

「町家・まちなみ調査」の目的は、
まず、データ・ベースを作ることにあります。
が、
実は、まちに入り、人や建物と言った、
このまちの「たからもの」を見つけ出し、
つないでネットしていくことにあります。

調査を始めてから、出会ってお話した方たちも、すでにいらっしゃり、
このまっぷに描かれた家、ひとつひとつから物語を感じます。
できるだけ、そういうものをみなさんにもお伝えしていきたいです。

先にもお話した通り、これらは道具に過ぎません。
いかに活かしていけるか。


アイデアと気力のある(そしてヒマな)個人の能力、作家性のようなもの、
それで引っ張って行かねばならないことがある。
活動の初頭2年間でそれを実感しました。
(時との闘いのような状況においては、
 譲り合いや小競り合いですすめない状況は排除する。)
同時に、多くの人にかかわってもらえる場面をつくる、
その責任みたいなものの重み。
常にそのバランスを気にかけてすすんできたつもりです。

機を逃さず間に合うことが叶うか、
独善に陥り届かずに潰えるか、
すれすれの低空飛行。
プロペラが海を叩けば、終わる。

今しばらくは、続けます。
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by ti-ao | 2009-11-17 01:12 | 町家・まちなみ調査(1期)結果 | Trackback | Comments(0)
2009年 11月 16日

「でた☆」~りある・たかつき にっき~

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右近くんが、ぱられる・たかつきで出陣していたころ、

ここ、りある・たかつきでは・・・


昨年度(2008年11月~2009年3月)のまちなみ調査(1期)、
その「マチヤ・グラフ」が、ようやくできました☆

「やっと でた ☆」


この「マチヤ・グラフ」は、
「まちや・まっぷ」に描いた家々を種類別に並べ替えて、
グラフ様にしたものです。

昨年末には中間報告として、調査範囲の1/3ほどについてお話しました。
今回は、調査範囲全体について、ほぼ、まとまりました。

速報(じゃないし・・・)的に、ざっとお話しすると、

「町家・まちなみ調査 1期」
 ~城下町の面影のまち編~

1.調査範囲全体について
 ・町家・長屋(伝統的木造) 約34%
  (寺社・和風を含めると  約56%)

2.エリア別

 西エリア
 ・町家・長屋(伝統的木造) 約26%
  (寺社・和風を含めると  約29%)

 真ん中エリア
 ・町家・長屋(伝統的木造) 約35%
  (寺社・和風を含めると  約80%)

 東エリア
 ・町家・長屋(伝統的木造) 約40%
  (寺社・和風を含めると  約56%)

です。

なお、
 %=(町家などの間口の合計)÷(調査した通りの総延長)×100  です。

この数字の意味するところ。
見る人の気持ちや立場によって変わるでしょう。
しかし、数字ははっきりと何かを物語っています。

さらに分析や仕上を続け、
あらためて結果をお知らせしたいと思います。
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by ti-ao | 2009-11-16 23:57 | 町家・まちなみ調査(1期)結果 | Trackback | Comments(0)
2009年 03月 07日

立体まっぷ@試作

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飛び出す絵本ふう。
(飛び出さないけどね)
(パタンと二つ折りにできまする)

今回は短時間での試作。
いづれ、一軒一軒、ちゃんと作って、
立体まっぷにしたいなと思います。
↑まちなみの模型さ♪

実際のまちだから、あぁ、ここ知ってる!てね(笑)

来場者に家を一軒づつ持ち寄ってもらうイベントとか。
ウインドゥごしにまちの模型作ってるのが見えてるパフォーマンスとか。
それを上からカメラで捉えて、経時変化を追うとか。

妄想だけはいろいろ(笑)
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by ti-ao | 2009-03-07 21:05 | 町家・まちなみ調査(1期)結果 | Trackback | Comments(0)
2008年 12月 26日

マチヤ・グラフ~まちなみ調査08 中間報告~

このまちに「町家」ってあったっけ?
どこにどのくらい?どんなんやったっけ?

これを把握した資料が、このまちには、これまでなかった。(おそらく)
ということで、マチヤ・テラスでやってみることにしました。

行政に間に入っていただき、
地元自治会に回覧で調査立入りのお願いをして、
11月から始めました。

城下町の風情の比較的残る通りを歩いて、
路上から目視調査します。
予定範囲をすべて終えるには少し時間がかかる。
そこで、12月初旬までに調査を終えた範囲について中間報告することにしました。
(12/12~13:地元自治会+行政に報告済み)


歩いて調べた結果は、
・調査票(町家風であるとかいう特徴を調べたカルテみたいなもの)
・写真(通りに面する部分)
・地図
の三点セットで記録します。

さらに、
1.地図(1:2,500白図)の上に、
CADで建物の姿を記号化して描き込み、
まちの今の姿を描き出します。
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(↑マチヤ・テラスまっぷ M-1)
☆もちろん、「マチヤ・テラス」で照らすお家もこの中にあります。

2.この建物を種類別(町家とか、それ以外とか)に並べ替えてグラフにします。
CADなので、寸法を生かしたままコピーできます。
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(↑マチヤ・グラフ G-1)

・建物の姿は、結構リアルに表現。
地元のみなさんに、「あぁ、これは自分のまちの話なんやな」と、
実感してもらいやすいと思う。
・まちの姿、状況を、わかりやすく、おもしろく表現。
ぱっと見て、イメージでわかるようにしたい。

結果、調査した通りの総延長(両側)390m。
その約1/3の115mは、町家や和風といった歴史の風情の残る顔だ、
ということがわかりました。
(だからどうだということは、ここでは論じない。
あくまでも現況把握が目的。)
数年もすれば、残り少ないこのまちのたからものは、
さらに消えてなくなるだろう。
それを黙って見ているのか。
今、この時に、ちっぽけでもなんでも、
できることはやっておきたい。
みんなでまちの顔を見つめなおすきっかけになれば・・・
そういう気持ちです。

今日まで、時代を越えて守り継がれてきたもの。
未来のこどもたちに残したい。
そんな、このまちのたからもの。


調査は、年を越します(笑)

行政と地元自治会のみなさん、
ご協力ありがとうございました。
来年も引き続き、よろしくお願いします。


町家照五郎(@^J^@)

♪「生まれ来る子供たちのために」 Off Course
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by ti-ao | 2008-12-26 15:59 | 町家・まちなみ調査(1期)結果 | Comments(2)