マチヤ・テラス通信~高槻の町家を照らす~

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カテゴリ:高槻の町家図鑑( 44 )


2017年 07月 07日

庭に天の川?~高槻城下町300歳町家~

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向かい合って咲く半夏生と桔梗。
(織姫と彦星に見えなくもない?)
町家はちょっとした小宇宙。

蓮も咲きはじめ。
日本の四季を感じる幸せ。

ますます暑くなっていますね。
先週、模様替えをしておいてよかったとご夫妻。

画材が切れて、やむなく作業中に買いに出て、
よいお土産をいただきました。
ありがとうございます。

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by ti-ao | 2017-07-07 22:02 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2017年 07月 01日

高槻城下町300歳町家、夏の模様替え~半夏生と夏越の祓~

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タイトルにナツナツナツと夏が3つならびました。
雨模様の予報にもかかわらず、まさに夏みたいな空の下、
高槻城下町の300歳町家(横山家住宅)では、建具の模様替え。

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障子を簀戸(すだれみたいな戸)に入れ替えていきます。
たくさんある建具。
たいへんですが、古い町家ではこうやって江戸時代から、
あるいはそれよりも前から、暮らしていらしたのでしょう。
それを今でも続けていらっしゃる。
京都に行かなくても地元でそれを体験できる。
これは貴重なことに思えます。
(どうすればお支えできるのか・・・)

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夏模様の町家、ほんとうに涼し気になりました。
私は後半少しだけの参加でしたが、
みなさんといっしょにお茶をいただきました。
半夏生の花と夏越の祓ゆかりの水無月にちなんだお菓子。
季節の変わり目を実感できる一日。
ありがとうございました。


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by ti-ao | 2017-07-01 18:31 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 16日

夏の模様替え~高槻城下町300歳町家~

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登録有形文化財 横山家住宅。
言わずと知れた現役の住宅です。
間もなく、建具の模様替えをなさいます。
これぞ、生きた住空間の証し!


日時:2017年7月1日(土)午後1時ごろから夕方まで
内容:建具の模様替え
 主屋と隠居棟の障子を納屋に仕舞ってある簾戸(すだれみたいな戸)に入れ替えます。
 お手伝いがてら見学に(あるいは、見学がてら手伝いに)来てみてください。
 古き佳き日本のくらしの様子が垣間見えますよ。
*雨天やお家の都合で日時が予告なく変更になる場合もあります。
 なにぶん、今も人がお住まいになっているお宅のことにて、ご理解ください。
どうぞよろしくお願いいたします。


ところで、
むかし、「夏模様」という歌がありましたね。
作曲が確かオフコースの松尾さんで、メロディが、特にイントロが美しい曲だったなぁ。


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by ti-ao | 2017-06-16 21:44 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 31日

「もうすぐ夕立がくる

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はよぅ帰りなさいや~」
300歳町家にそう言われて早々に帰ると、
カミナリ付きで豪勢に降った。
そんな高槻城下町、夕景。

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by ti-ao | 2017-05-31 21:45 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2016年 05月 02日

城下町のカブトと武者絵~高槻300歳町家にて~

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高槻城下町、北大手門前。
貴重な生きている郷宿遺構、横山家住宅(国の登録有形文化財)。
久しぶりにカブトを拝見しました。
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江戸時代築の主屋、奥の間の床。
武家のカブトは小さくても重々しい。
床の間のしつらえも端正。
せいの高い床框、立派な床柱、とてもゆったりした構えの中に、
長押を切り放した化粧材が取り付くなど、
空間を引き締めて、緊張と緩和の均衡を保っています。
光と影がうつくしい。
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明治時代築の隠居棟、茶室の床。
こちらには武者絵の軸。
床の間はやわらかでおもしろい。
たとえば、まん中、Tの字の茶色い木部が見えるでしょうか。
その水平部分の手前垂れ壁は丸太による玉縁納まり、
奥に見えている落し掛けと重奏する意匠。
床柱もかなり奥に控えています。
床は座敷の畳と同じ高さの一枚の板、いわゆる、鏡板張りの踏込み床。
面を細やかに分節して趣向を凝らした空間です。

この町家の北西と南東と、ちょうど対角に位置する床の間には、
それぞれに異なる趣があって、それぞれにカブトと武者絵を配する。
なさることがおしゃれです。
こういうの、江戸っ子は「いきだねぇ」ってゆうんでしょうね。
大阪人はどない言うねやろ。
「めっちゃええやん」(表現ださださやん・・・)
ともかく、
地味やけどめちゃめちゃおしゃれな高槻町家、
生活文化にもそれは通じているのです。
このまちの未来の子どもたちに伝えたいたからもの。

町家センセイ、奥さま、今日もありがとうございました。
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(「マチヤ・レポート(高槻町家図鑑001)」かわ北03の町家です)
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by ti-ao | 2016-05-02 19:57 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(1)
2016年 04月 30日

宿場町のカブト~高槻市・西国街道芥川宿にて~

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五月連休前半の好日。
久しぶりに芥川宿。

一里塚の近く、金時堂さんの町家。
生活雑貨や荒物のお店。
通りに面した窓からあかりがもれている。
(黄色いバケツの窓)
もしや!
おひなさまと同じでは・・・

やっぱりそうでした。
通り庭の横、昔で言うオクミセにあたるお部屋でしょうか。
西国街道に面するあたりに、立派なカブトが飾られていました。
派手なイベントではなく、地味にしっかり歴史や文化を継承、
というところが高槻らしいです。
さりげなくて、いいですよね。

高槻市広報誌の撮影時にもお世話になりましたが、
町家調査以来のお付き合い。
いつもありがとうございます。

やっぱりしっかり生きている町家。
心強いです。
(「マチヤ・レポート(高槻町家図鑑001)」akt24の町家です)

ご参考:
2015年 02月 28日の記事
「宿場町のおひなさま~西国街道芥川宿~」
http://fukei.exblog.jp/21594669/
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by ti-ao | 2016-04-30 21:23 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 11日

母港のあかりとまちや・ひいな~高槻300歳町家にて~

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古い町家に伝わる古いおひなさま。
今年もお目にかかれました。
お顔にも装束にも歴史を感じます。
古き佳き城下町のくらしとこころ。

いつもあまり近くで写真を撮るのを控えていました。
今年は少し思い切って失礼しました。

そして、
だれにとっても母港のあかりはあたたかい。
みんながそのあかりに還れますように。

久しぶりに見た月は西の空にほそく冴える。
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2016年3月11日(金)
国登録有形文化財 横山家住宅
江戸時代中期(享保年間)に建てられた町家を、
同末期(天保年間)に改修。明治初期に増築。
江戸時代には高槻城下町の郷宿だった貴重な町家。
史料館などではなく、現役の住宅です。
(「マチヤ・レポート 高槻町家図鑑001」かわ北03の町家)
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by ti-ao | 2016-03-11 22:04 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2015年 12月 14日

マチヤ・レポート販売の話、久しぶりに。

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「マチヤ・レポート 高槻町家図鑑001 たかつき、マチヤのナゾ。」
刊行から一年余り。
今、地元ではジュンク堂書店高槻店さんで販売してくださっています。
どのコーナーかなと思っていたら、もろに建築コーナーでした。
(写真はお店の了解をいただいています)

ジュンク堂さんが高槻に来て、やはり一年余り。
実は昨秋の開店準備中にご注文いただいたのですが、
当時は紀伊國屋書店高槻店さんに直接契約で販売していただいており、
ジュンク堂さんだけ通常の取次業者経由の販売だと申し訳ないということで、
ちょっと時間かかりましたが、今回、直接ご契約いただきました。
その間には、高槻ジャズストリートのTシャツ販売への全面的なご協力など、
店長さんはじめ、お店のみなさんにはなにかとお世話になっています。
今回は、さして売れるものでもない本を置いていただきまして、ありがとうございます。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

この本は、出版というよりは、高槻町家の調査結果を形にして示す、残す、
ということに重点を置いています。
よって、高槻市立図書館全館と大阪府立図書館でご覧いただけます。
あと、関西大学総合図書館にもあります。
(他にも意外な場所に置いてくださっているようです)

調査を含む活動が無償であり、結果発表である自費出版も赤字であるため、
かなり価格が高いのですが、それでも買ってくださるというみなさん、
ほんとうにありがとうございます。
ぜひ、ジュンク堂高槻店さんへお願いします。

当初から自費出版は全部売れても赤字になると言われていました。
少しでも赤字額を減らそうと工夫しましたが、やはり相当赤字です☆
それでも、これは本にしておきたかった。
町家調査の結果がカタチに残るわけですから。
今回のことで、なぜ自費出版が赤字になるのか、その仕組み?もわかりました。
(いろいろ勉強になった)

ほんまは、若い学生さんには安く売りたいねんなぁ。
自分も貧乏学生やったし。
声かけてくださいね。

あと、何校か限定にはなりますが、学校の図書館にも寄贈したいと思っています。

この本が出てから一年あまりの間、すでに何軒かの町家がなくなったりしています。
それらは事前に情報を得ていましたが、やはり、今後も町家は減るのでしょう。
せめて本の中には残しておきたいです。
また、新たな情報もじわじわと得るので、書き加えたい内容があります。
まちは常に変化しているから、マチヤも変化し続ける。
マチヤ・レポートに終わりはない。

久々に、本の話でした。
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by ti-ao | 2015-12-14 21:50 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2015年 07月 26日

am/pm 高槻300歳町家の模様替え

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昨日の朝、町家の仕切りは障子と襖でした。
同じ午後、夏らしい簾戸(すだれの戸)に。
模様替え。
わたしたちのメンバーも作業をお手伝い。
(私もちょっとだけ)
江戸時代中期に建てられ、幕末には郷宿だった横山家住宅。
もう300年近く、毎年、こういうことを繰り返して、
それが今日まで続いているのでしょうね。
決して目立たないけど、地道に、当たり前の如く。
すばらしい。
高槻城下町らしさ、その生きた証です。
(マチヤ・レポート「高槻町家図鑑001」かわ北03の町家です)

昔の本間取り(京間)の建具は幅が広く、
それを担ぐと、日ごろ使わない筋肉を使うようです。
みんな、筋肉痛だいじょうぶ?
毎年のこと、みなさんもよろしければご参加ください。
次は今年の秋です。
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by ti-ao | 2015-07-26 21:44 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2015年 07月 22日

高槻三つのまちの町家比べ。

高槻町家図鑑、らしい話も、たまには。
先日、富田を歩いていて、なんか見たことあるなぁと思いました。
そう、背の高い町家と低い町家が並んでいる風景。
結構、よくあるのです。
2階の背(階高)が低い中2階のものは厨子tsushi、
2階の背の高いものは本2階と言います。
2階が居室、人の住む部屋として定着するにつれ、
厨子から本2階へと町家の2階は移り変わります。
一般的には、だから、厨子の町家は古いものである可能性がある。
そんな厨子と本2階の町家が並ぶ風景を3つ
~どれも高槻では代表的なまちから~ご紹介します。
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1枚目。
西国街道芥川宿、と言えば、ここ。
実は奥の本2階建は鉄骨造で建て替えられています。
1階にまじめな珈琲屋さん「リザルブ」がいる、あの町家。
新旧の町家が個性を放ちつつも調和して、
旧街道の宿場町の風情を今に伝えてくれる貴重な町家たち。
(手前から「マチヤ・レポート 高槻町家図鑑001」のakt32とakt31の町家です)
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2枚目。
高槻旧城下町のかつての目抜き通り、馬町の町家。
手前の町家は明治末期、奥の町家は昭和初期の建築です。
建てた大工さんはどちらも同じ人で、しかも、20年の築年数の差です。
この20年の間に町家の様式が変化したのですね。
もちろん、変化の時期には結構な幅がありますが、
この2軒は高槻城下町での町家変遷の流れがはっきりと形になって残っている、
そういう貴重な町家たちです。
同じ大工さんだけに、かつてのご自分のお仕事とは別の表現にも挑戦なさっている。
そういうおもしろさも感じます。
(手前から同じく「マチヤ・レポート」のうま北05とうま北04の町家です)
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3枚目。
これが富田の風景です。やはり富田にもあるんやなぁ、と思いました。
手前の町家は結構、意匠的にも配置的にもおもしろいです。
やはり富田は財力があり、町家も凝っていた可能性はありそうです。
未調査なので、わくわくドキドキです。
旧城下町、芥川宿のまちなみや町家との違いはどうなのかとか、
まだ本気で調べてはいませんが、ちょこちょことは見ています。
あなたも、いっしょに見て歩きませんか?

追記:
話は短くまとめようと思っていたのに、また長くなってしまった・・・
昨日の日記、別に高槻市にいじめられたわけではありません!
念のため(苦笑)
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by ti-ao | 2015-07-22 21:32 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)