マチヤ・テラス通信~高槻の町家を照らす~

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2009年 08月 29日

「馬町の牛?」~まちなみ調査の風景・その後~

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このあたり一面は、むかし、田んぼだった。
家々には農耕作業のための牛がいた。
親せきとか不慣れな人が相手だと、
牛がいやがって言うことを聞かないこともあり、
ある時、田んぼから逃げ出してしまった。
「牛が逃げた!」
その人があわてて家人に知らせに走ると、
牛はちゃんと家に帰っていた。
「お先にだモ~」

だとさ(笑)
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馬町の地蔵盆、二日目の宵。
三日月を見ながら、地元の方のお話。

さつまいもを焼いたか蒸かしたか、
スライスしたものが振舞われる。
地元の方が無農薬で育てたおいも、
お供えして、最後にみなさんでいただくのだと言う。
軽く塩味がきいていて素朴な味わい。
すごくおいしかったです。

こうして、地蔵盆の夜は更けていきました。

翌朝は、早くからお地蔵さまを元の場所にお連れして、後片付け。
これは結構大変だ。
でも、もうずっと、江戸時代からお続けになっているのですね。
普通の市民のみなさんが。(私たちと同じ)
すごい。
地蔵盆も町家も、城もヴァイオリンも、
こういう人たちとお気持ちがあってこそ、
時を越えて伝わるのでしょう。

・・・

みなさん、ありがとうございました。

(写真は「まちなみ調査」と「地蔵盆初日」のものです)
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by ti-ao | 2009-08-29 21:17 | まちなみ調査+マチヤ実測 | Trackback | Comments(5)
2009年 08月 26日

the Flower wants to be the Bird,holding the Light・・・

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花は思う、ひかりを抱く鳥になりたい・・・
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by ti-ao | 2009-08-26 21:19 | 風景カフェ | Trackback | Comments(3)
2009年 08月 24日

「馬町の地蔵盆」~まちなみ調査の風景・その後~

馬町の地蔵盆。
七月のマチヤ・テラスの宵に、お聞きしていたので、おじゃましてみました。

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夕方。西にナナメの太陽。
通りに面した個人のお宅の倉庫。
ゴザを敷き、提灯を飾り、扇風機やクーラーボックス(飲み物)を備え付け。
そして、奥の祭壇には、お地蔵さま。
(お化粧、新しい前垂れがきれい。別の場所からお連れするらしい)
お供えもたくさん。
にぎやかな提灯には、まちに新たに生まれた子供たちの名前。
お参りした子供には、お菓子を手渡す。
子供はちょっと照れて、でも、うれしそう。
ちゃんとお礼を言って帰って行く。
まだ明るいうちから、みなさん、にぎやか。

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やがて、宵。西に三日月、東に金星。
響く鐘の音。子供がテンポよく打つ。
小さな子供たちとお母さんたちが輪になって座り、
輪っかの径が数メートルもあろうかという大きな数珠を、
順送りにまわしていく。
大きな結び目(に見えた。母珠の代わり?)を受け取った人は、
順にお祈りをしていく。
「数珠まわし」と言うらしいです。
(なんとなく、むかしの子供の遊びを想起しました。
「かごめかごめ」とか「ハンカチおとし」とか)

新しいまち育ちの私にとっては、
はじめて見聞きすることばかりでおもしろい。
そして、はじめてなのに、なぜかなつかしい。

地蔵盆とは、子供のためにお祈りする、子供がお祈りする、
という、子供が主役という感があるようです。
これは意外でした。
むかしは子供が無事に育つ率が今より低かったはずで、
かなり真剣な願いがこめられた祭礼だったのでしょう。
こちらの地蔵盆も江戸時代から続いているらしく、
お地蔵さまもその当時からいてはるらしい。
(三代目、とかじゃなく)

以前はまちの人が「御詠歌」を詠吟なさったようです。
カセットテープと節まわしの譜面に相当するものが残っていました。
*御詠歌とは、帝のお詠みになった歌かと思いきや、
 巡礼歌のことで、巡礼の対象となる霊場に附される和歌のようです。
 ここでは長谷寺や善光寺のものが見受けられました)

ひと通りの行事がおわる。
子供たちは帰ってゆき、大人たちがにぎやかに話をする。


まちのみなさんが、こうして集まって、和やかにいっしょに過ごす。
すばらしい、の一語に尽きます。
まさか、こんなにもにぎやかに活気があるとは思いませんでした。
今の世に圧倒的に欠如するものが、ここにある。
歴史の伝承。
まちのみなさんのつながり。
願い、希望のあかりを共に灯す心。
こういうのが地縁なのかな。
地域の力みたいなものを感じる。
私たちの活動にも通じる何か・・・というか、
私たちが、つながってゆくべき何か、お手伝いできる何か、
が、
ここにあるのではないか、そんな気がしました。

(これも、まちのたからものです)

まちなみ調査、マチヤ・テラスとつながってきたご縁。
よそ者の私でも、ほがらかに迎えてくださいました。
ほんとうにうれしい。
ありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いします。


夜八時に、私は退出しましたが、みなさんはまだお話していらっしゃいました☆
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by ti-ao | 2009-08-24 03:32 | まちなみ調査+マチヤ実測 | Trackback | Comments(0)
2009年 08月 18日

きのくにやまとのくに

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友だちが行くと聞いて、すごくなつかしくなりました。
思いつくまま書いてみます。


奈良。
「カンカン照りの薬師寺」・・・でも大好き。
「大仏さんの鼻の穴とおんなじ大きさの穴をくぐろうコーナー」(か?)・・・
 案の定、詰まったでっかい友だちをクラスのみんなで押したり引いたりして、ようやく引っ張り出した。
「鹿さんと戯れてたら(いじめてない!)見知らぬおば」・・・(当時はそう見えた)
 おねえさんに写真撮らせて、と言われ、以来、撮られるのは苦手です。
「台風後の般若寺」・・・コスモス倒れても上向いてた。

和歌山。
・・・ありすぎて覚えてない。
ただ、オーシャンアローのかっちょいい先頭車両は(多分)南側だけ。
(北向きに走る時は、ぺたんこが先頭になる・・・)
(↑でも好き。ちなみに500系も。デザインの好みがはっきりしている)

話が飛ぶけど、
和歌山と徳島って共通の地名が多い。
つながってた?
地縁、血縁もあるのかな。
海があってまちがあって川があって、
さかのぼると深い山に入っていく。
そして、空海さんの霊場がある。
海をはさんで合わせ鏡みたいなイメージ。


(写真は般若寺ではないです・・・実は、確か万博公園!
 しかも再掲ですことよ。ごめんあさぁせ♪←だれ)
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by ti-ao | 2009-08-18 01:59 | 風景カフェ | Trackback | Comments(2)
2009年 08月 12日

暑中お見舞いまちやてらす

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by ti-ao | 2009-08-12 08:54 | マチヤ☆テラス(活動日記) | Trackback | Comments(1)
2009年 08月 09日

「松が生きてるうちは」

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と、その町家のおじいさんは、おっしゃった。

キャンドル作り二日目の朝。
もう一軒のマチヤ・テラスのお家を訪ねました。
何度かキャンドルで照らさせていただいていますが、
おじいさんとお目にかかるのは、はじめて。
昨年、お家の人にお渡ししたマチヤ・テラスの写真も、
大事に持っていてくださいました。

お話。
慶長4年から、今の地に。
その後今日までに、家は建て替えられている。

「自分が建てたならともかく、
 親やご先祖が建ててくれた家を、
 自分がつぶす訳にはいかん。

 松が枯れずに生きてるうちは、
 家も生きてる。
 だから、つぶさへん。
 そして、自分も生きる。

 そう思てますねん」


思わず背筋が伸びました。


(以下蛇足・・・
 昔は、と言っても、ほんの最近まで、
 建て替えても、町家の形態(伝統的木造構法)で、
 建て直すのが、普通だったと思われる。
 住宅の工業製品化、集合化の波が来るまでは)
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by ti-ao | 2009-08-09 20:49 | マチヤ☆テラス(活動日記) | Trackback | Comments(0)
2009年 08月 07日

キャンドル作りの集い (2009年 夏)

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「町家を照らすキャンドルを、町家で作る」

マチヤ・テラスの少し前。
みんなで町家におじゃまする。
昨冬は、ホノオが小さく、アカリがよわかった。
どうしたらよくなるか、みんなでいろいろ試す。
(↑オモシロカッタ)
結局、芯を倍の太さに。
(*写真は改良前のもの)

(1日では済まず、2日かけて、100個くらい作りました)
(↑みなさん、ごくろうさまでした)

溶けたろう(油)に芯が倒れ込むと火が消える。
いかに芯がコケるのを遅くするか・・・
今後も研究を重ねます☆


オーナーさま
大切な町家の台所をご提供くださいまして、
また、いろいろとお気遣いいただきまして、
ほんとうにありがとうございました。
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by ti-ao | 2009-08-07 08:17 | マチヤ・テラス♪(実施歴) | Trackback | Comments(0)
2009年 08月 02日

「西へ東へ」~マチヤ・テラス 2009 夏 参~

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       >照らす理由、キャンドルの作り方、そういう興味
      >家を照らすおもしろさの実感
     >家への気持ちを見つめ直す
    >まち(まちなみ)における家の認識 
   >まちと家のこれからへの意識
  >自分にも何かできないか、何かしたいという気持ち
 >一戸一戸でありながら、つながる思い

ともかく♪

まちに入り、
ムリにアカリを灯すのではなく、
灯すのが自然な状況になっていく。
それがマチヤ・テラスだと思っています。

今は国道によって東西に分断されているけど、
ここは、本来、ひとつの通り。
(南には城もあった)
二日間のマチヤ・テラスのアカリで、
その東西が、(ちょっとだけでも)つながったとしたら、いいな。


ネットワーク。
当初から意識していましたが、
基点(心の拠り所)ができ、つながりができ、
少しづつ見えてきました。
(「たかつき まちや・ねっと」仮称)
できるだけ自然に。
「気付いたら、できてた」というのが理想です。

外圧による誘導ではなく、
内からの、
まちの人たちの思い、そのつながりで、
まちのミライをつくっていく。
そのお手伝いをしたいです。
これからも、よろしくお願いします。


派手な告知をせず、まちの人といっしょにアカリを見つめる。
原点回帰とこれからへの起点づくり。
この夏のマチヤ・テラス、でした。
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by ti-ao | 2009-08-02 13:29 | マチヤ・テラス♪(実施歴) | Trackback | Comments(1)
2009年 08月 02日

「東へ」~マチヤ・テラス 2009 夏 弐~

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弐〇〇九年七月弐拾五日(土曜日)。
この夏のマチヤ・テラス、二日目。


キャンドルを提げて初めて、国道を東へ渡る。
歩くうちに、仲間がひとり、またひとり、集まって来る。
冬のまちなみ調査のように。
「まちなみ調査=まちの人たちとの出会い」
それがカタチに表れたキャンドルのアカリ。
雨上がりの宵に灯る。
ひとつ、またひとつ。

お家の人たち、ご近所の人たちの笑顔。
ほんとうにうれしい。
始めのあいさつから、途中、手作りのキャンドルが次第に消え始め、
溶けたろうが冷めるのを待って片付けるまで、
二時間ほど、ずっと見ていてくださった。
(夕涼み+おしゃべり)

メンバーが手際よく動いて、
みなさんとお話しする時を与えてくれた。
(思いを伝え合えるし、ご質問にも答えられる)

「次はいつ?」
(いちばんうれしい問い)
「多分、冬至のころです」
(それまでにジャムなどの空き瓶を、各ご家庭で取っておいてください)


六番目のマチヤ・テラス。
二日目も、こうして無事におわりました。
(京口町)


町家のみなさん、お世話くださった自治会長さん、
ご参加くださったみなさん、気にかけてくださったみなさん、
ほんとうにありがとうございました☆

*今回は、企画上の事情から事前告知を控えました。
 ご了承ください。
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by ti-ao | 2009-08-02 13:08 | マチヤ・テラス♪(実施歴) | Trackback | Comments(0)