マチヤ・テラス通信~高槻の町家を照らす~

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2014年 05月 31日

ふしぎな桜の話~士会寄稿のこと~

はらはらと舞い降りてきた。
手に受けると、桜でした。
鳥がついばんだらしく、一輪まるごと。
なぜか、花びらが六枚。
唐突に今回のご寄稿のことを考えました。

思い出した。
大阪府建築士会の会報「建築人5月号」中、
建築の射程」に寄稿させていただいてました。
会員向けの会報だからあまり読む人はいないと思うけど、
だいたいいつもと同じこと言ってます(笑)
そうかぁ、桜が舞うころに書いたんだった。
あとでそれを思い出すように、わざと花のことを書いておいた。

なんで私みたいな、士会のハネッカエリにこういうお話が来たのか。
まさかと思いました。
よい機会をありがとうございました。
ほんとうに、ふしぎな花が舞い降りたような今回のお話でした。



追記:
1.ご寄稿のごはいらないのかもしれませんね。
2.ちなみに、士会と言えば、晋の国の宰相の話、
 宮城谷作品で読んで、おもしろかったです。
 (「沙中の回廊」)
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by ti-ao | 2014-05-31 05:16 | マチヤ☆テラス(活動日記) | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 30日

能勢トコトコ3

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棚田はあと少し暮れて、空の青があざやかになったころが、
きっときれいなのだろうなぁ。
そう思いつつ、車で下のバス停まで送っていただく。
駅まで行こうかと言ってくださったが、遠くて申し訳ないし、
バスで駅まで帰ることにした。
が、その日は土日ダイヤで、次のバスまで90分!
ケイタイでやっぱり送って~って、言いそうになった。

が、やめて(ぉい)
駅の方に向かって歩き出す。
90分の間に行けるとこまで歩こう。

その土地を知ろうと思えば、歩くしかない。
土地の声、人の気に触れることで、よりわかることがある。

途中、山にお日様が入ろうとしている。
いよいよ暮れるぞ。
一本道、車がすごい速度でたくさん走っていく。
あまり心地のよいものではない。
ただひたすら歩く。

大学の卒業設計の取材で、芥川の上流を訪ねた時、
あの時とまったく同じような状況やな。
歳とっても、やってることは進歩してへんな。
あの時は、黒い大きな犬が道先案内してくれたっけ。

さてと、前方にトンネルが出てきそうなムード。
さすがにそばを車ぶんぶんの状況でトンネルはきついな。
しかも、トンネルはこの先たくさんある。
潮時やな。夕食でもとってバスを待とう。
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近くを少し歩きまわり、バス停を確認、そして、店をさがす。
なんだか場末な感じの(表現へん?)居酒屋へ。
ドアに「命かけて営業中」みたいな札が(苦笑)
たしかに、このへん、店が長続きしそうにないな。

カウンターへ。
焼肉定食。お茶も出してくれた。
なんだか妙においしかった。
食べてる間にどんどんお客さんが入ってくる。
どうやら常連さんばかり。
なんか、おもろいことゆうてはる。
ついいっしょになって笑ったりしてた。
能勢の人たちはおだやかやなぁ。
案外、いい店かもと思った。

お、そろそろ時間。
いそいそとバス停へ。
車の音がうるさいが、それが途切れると、
田んぼのカエルの声。
すっかり暮れてきた山ん中。
ようやく来たバスが光の箱舟に見えたとさ。
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これが、今回の能勢トコトコでした。

追記:
ようやくバスに乗り込むと、高槻の仲間から電話。
今、家で飲んでるから、どぉ?
って、今、山の中やねん(笑)ありがとね。
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by ti-ao | 2014-05-30 00:06 | 今度はそっちですか紀行(大阪) | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 29日

能勢トコトコ2

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トコトコゆうほど軽快でもなかったか、特に後半の登り(笑)
だけどさわやかやった。
1年1か月ぶりの能勢の長谷、そこの再生古民家。
「椿﨑和生 作品展」。
能勢にいる知人がほれこんだ作家さんに熱烈ラブコール、
そして実現したらしいです。
絵もあれば立体もあり、そのあいのこもありました。
戸を開け放した民家のあちらこちらに作品が展示されていて、
作品の雰囲気と古民家の風情と五月の風と、
そして、そこにいる人たちと、
なんもかんもがうまく合っていて、よかった。

坂を上って来たのを見て、ジュースをくださって、
まず棚田を眺めながら息を整えました。
それからおもむろに作品を見せていただきました。

ちゃぶ台?に作家さんの日々描きためた作品の束がある。
ほんとうに日常の何気ないものとかをさりげなくとらえて、
それを気取りなくお描きになっていて、とても好きな絵です。
なぜか、その横に昨年、西の魔女グループのみなさんといっしょに、
ここに宿泊した時に実測して描いた私のスケッチが置いてある(苦笑)
家のオーナーさんともごあいさつできました。
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ほんまにいい時間を過ごせました。ありがとうございました。

そして、椿﨑さんの作品は、展示最終日に急に話が出て、
今は近くの?他の民家で展示されているようです。
そういう、なんか、気の向くまま、というか、
人の気持ちの交流で決まっていく流れって、いいなぁ。
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追記:
ある人が、農業の未来を憂えて、
今後、山間部の棚田は条件がわるいからなくなるのではないか、
というお話をなさっていました。
私には、条件がわるいから滅びる、とは思えません。
人によっては、棚田を「いい」と思う。
そうである限り、残るのでは。
現に、知人の何人かが棚田での田植えやイベントに、
別々の場所で、関わっている。
中には夫婦で移り住んでいる人もいます。
今回の企画の人もそうです。
そして、重要なのは、私の知っている棚田関わりの人たちは、
みんな若いということです。
今回、棚田の間をえっちらほっちら登っている間も、
あちらこちらに棚田関係者の姿が見えましたが、
わりと人がいて、結構世代的に若い感じがしました。
一過性の流行りやイベントに終わらない、なにか明るさもある。
また、ある古民家では、強い意志を持って、
茅葺屋根を維持しているおばあさんがいらっしゃると、
知人が教えてくれました。
やはり、条件のわるいなにかに、自分なりの価値を見出して、
これを守ったり、新たに関わったり、
そういう人たちがいる。
棚田は滅びないと思うのですが。
そして、町家もそうあってほしいな。
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by ti-ao | 2014-05-29 23:43 | 今度はそっちですか紀行(大阪) | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 28日

能勢トコトコ1

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電話すれば車で迎えに来てくれるお心遣い。
でも、最寄りのバス停から歩くことにしました。
それほど天気がよい。

その土地を知ろうと思えば、歩くしかない。

川に沿って歩く。草の道、右は川、左は田んぼ。
田植えのあとで、稲のちいさな緑が美しい。
そして、前方に山。
あの中腹あたりかな。目標は。

歩いていて心地よく、うれしくなった。

道に草花がゆれている。
おそろいの花の群れにふと色違い。
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段々の田畑の水路は、やはり段々だった。
当たり前かもしれないが、目で見て納得。
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桝蓋を破る草花の姿。
生命力はあっけらかんとして美しい。
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目指す古民家はかなり早くから屋根が見えていた。
はるか彼方、上の方に。
集落に近くなると急に登りがきつくなる。
水路の水も勢いがよい。
このベクトルに逆らって行く。
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はぁ、もう近い。
おもしろい看板がお出迎え。
いえいえ、内容はごもっとも、大事なことです。
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by ti-ao | 2014-05-28 13:54 | 今度はそっちですか紀行(大阪) | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 16日

五月のマチヤ・カフェご案内~近況など添えて緑の風通信~

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あっという間に、五月も半ば。
すっかり緑がきれいな季節。

町家センセイからマチヤ・カフェのご案内がありました。
「五月のマチヤ・カフェ」
日時:2014年5月31日(土)午後1時30分ごろ~4時30分ごろ
場所:横山家住宅(高槻市城北町1丁目・まっぷご参照↓)
内容:町家がすきな人たちがやってきて、お家のみなさんを囲んで、たのしく過ごします。
 都心とは思えない、ゆったりしたひととき。どうぞお立ち寄りください。
*店ではなく、語り合いの場です。オモテに看板が出ている間はやっています。
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五月連休、「高槻ジャズストリートでの町家企画」は、
親子連れでゆっくり参加できる場ということで、
みなさんによろこんでいただけたようです。
ほんとうによかったです。

「マチヤ・ひみつ・カフェ」は、
ひみつすぎて、誰も来ませんでした☆
これは故あって、そういう企画だったのです。
すでに高槻のまち伝説となりつつあります。

「マチヤ・レポート(町家図鑑)」出版は、
今、費用を含めて、いろいろ調整中です。
一度、編集を終えたのですが、まだ、手を加えており、
どんどんよくなっていると思います。
だけど、町家が滅んでから完璧なものを出しても意味がない。
どこかで見きわめて出そうと思います。
(しばしお待ちください)
本の中には、もちろん、右近くんもいます。
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by ti-ao | 2014-05-16 23:18 | 町家情報窓口(マチヤ・カフェ) | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 15日

まちの川べり木かげ~大阪市内~

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久しぶりに大阪市内へ。
オフィス街はとにかく光を反射する。
だから、光を吸収する木があるとほっとする。
行く手にデカイ木が見えてきた思ったら、川べりだった。
橋のたもとに古い喫茶店があって、
川に面して木陰に隠れるようでもある。
入って、コーヒーを。
薄暗い店内、窓の外に揺れる木々が明るい。

まちの川べりって、大事ですよね。やっぱり。
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by ti-ao | 2014-05-15 14:57 | 今度はそっちですか紀行(大阪) | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 07日

画竜点睛~高槻ジャズストリート町家企画~

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こどもたち、ひとりひとりがすきなものを描いて、
それをあつめて、おもしろいまちがつくれる。
できれば立体がいいな。
まちができていく様子、変わっていく様子を、
定点撮影で記録する。

これはマチヤ・テラスの活動をはじめたころからの、
私のやりたかったことのひとつでした。
自分のやりたいこととみんなのよろこんでくれることが、
この場合は一致するのではと思っていました。

今回の町家企画では、いろんな事情からそこまではできないかと思っていました。
でも、ギャラリーオーナーのお知り合いの作家さんのお力で、
かなりのところまで実現してしまいました。
彼女たちの力はすごい。
あっさりとやってしまった。
作家さんはオーナーさんと話し合って、自前で紙や色鉛筆を持参してくださり、
さらに、紙で立体の家をつくりやすくするため、型紙、サンプルもご用意してくださった。

イベント直前のちょっとしたアクシデントへの対応で、少々疲れてしまった私は、
正直、準備には取りかかれず、今回はあきらめて、当日、やれるところまでやろうと、
かなり行き当たりばったりな考えでいたのですが、
ほんとうに、みなさんのおかげで、おもしろいことができました。

こどもたちは、めいめい、自分のおうちやたてものを自由につくっていました。
それらはできれば、自分で持って帰ってほしい。
だから、会場にその日すべての作品をならべてまちにすることはむずかしいのですが、
さっき書いた、変遷なら追えるはずです。
今回は、そこまではやれませんでしたが、次のステップが明確に見えました。
オーナーさん、作家さん、ほんとうにありがとうございます。
お二人のおかげです。

ところで、この町家企画、最後に会場に残った作品だけでも並べてみましたが、
それでおわりではありません。
私なりに、その写真に草花や木々や水辺や道を描き入れて、
ちょっとしたまちにしてみました。
当日、会場でできなかったので、その場でとっさにそれを想像して写真を撮っておきました。
それに描き込んでみました。
(みんなの作品には手を加えていません)

ちゃんとまちになってる気がします☆

参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
こういうのを、後日ちゃんとみなさんに見ていただける工夫も、
今後考えてみたいです。
できれば、みんなでいっしょに見られたらいいですよね。
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by ti-ao | 2014-05-07 01:28 | マチヤ☆テラス(活動日記) | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 06日

高槻ジャズストリート2014の町家企画

2014年5月4日(日)はれ

きょうはおかあさんとたかつきジャズストリートにいきました。
えきのちかくはすごくひとがいっぱいでびっくりした。
はんきゅうでんしゃのこうかのしたや、えきまえのふんすいのところでも、
ジャズのおんがくのえんそうをやっていました。
あついしひともめちゃいてつかれたなぁとおもっていたら、
おかあさんがええとこいこかといいました。
ぼくは「ぇ、そんなんええのん、ぼくまだみせいねんやのに」ゆうたら、
おもきりどつかれた。おかんめぇ~。

せやけど、ほんまにええとこやった。
なんかふるいおうちでした。
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おにわにきがいっぱいで、すずしい。
ばらのはなのよこでは、でっかいおっちゃんとおにいちゃんおねえちゃんが、
もっきんをてづくりするのをおしえてくれた。
おっちゃんはこわそうかなおもたけど、あんがいやさしかったです。
ちゃんともっきんはおとがなってうれしかった。

いえのなかにはいると、みんなでおえかきしていた。
なんやでっかいもっきんもあって、ちっちゃいこがたたいておとをだしてた。
はじめはそぉ~っとたたいておともちっちゃかったけど、
だんだんちゃんとおとがでるようになっておもしろかった。
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ぼくはみんなとおえかきした。
でもここのおえかきはちょっとかわってた。
がようしをおりまげてつつみたいにしておうちをつくるようになっていた。
やさしいせんせいがようすをみながらおしえてくれました。
おんなのこたちはケーキみたいなおうちとかつくってておもしろかった。

ぼくはおりまげかたもじぶんでやってみたくなってしまいました。
ほんとうはかろやかなきょくせんをもてぃーふにしたりゅうせんけいの
たとえるならばはせがわいつこふうのかせつせいをもほうふつとさせるげんだいてき
いやむしろわたしならばみらいてきなでざいんをしこうしたであろう、
が、おとなたちがびっくりするといけないので、ぶるぶるぶる、われにかえって、
ちゃんとこどもらしいおうちにしました。
となりのおねえさんがじぶんのりそうのおうちをねっしんにかいていて、
やっぱりひとにはそうゆのってだいじだよねっておもいました。
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ほかにもおやこづれのみなさんがたくさんきていました。
みんなインターネットでしらべてきていたようです。
えらいじだいになったもんやなぁおもいました。

ここはほんとうにおちついてたのしくあそべました。
ぼくたちこどもだけじゃなくて、おとなもほんきになってたのが、
とても印象的でした。

高槻ジャズスト史上いちばん落ち着いて、親子連れでゆっくりたのしくあそべる、
そんな場所になっていたように思います。
ジャズストやマチヤ・テラスだけでは決してできなかったこと。
和(なごみ)やアートデアート・ビュー、それに作家のせんせい、
そしてお知り合いのみなさんのおかげでほんとうによい場ができました。
ありがとうございました。
そしてなにより、わざわざおいでくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。

(しもた、今日はこどものにっきふうでいくという設定やったの忘れてた、ま、いいか)

 関係者のみなさん、無事にできました。
 告知など、たくさんの応援ありがとうございました。
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by ti-ao | 2014-05-06 01:58 | 高槻ジャズストリートや♪ | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 01日

出格子に高槻ジャズストリートポスター(ジャズストのお知らせです)

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なんだかんだやっているうちに今年も高槻ジャズストリートの季節です。
イベント自体は5月3日(土)と4日(日)の2日間、
高槻のまちのあちこちで無料で音楽演奏があります。

マチヤ・テラスは昨年の空き店舗企画に続いて、今年も参加させていただきます。
紙面の都合でジャズストのパンフに載らなかったので、チラシをつくりました。

日時:2014年5月4日(日)午後1時~4時
場所:アートデアート・ビュー(高槻市北園町13-30 チラシの地図ご参照)
内容:
 「木琴音あそび」
  みんなで手作りの木琴で遊びましょう。
 「みんなでおえかき」
  みんなですきなものを描いて、おもしろいまちをつくってみましょう。
 「まちのたからもの展示」
  たかつきのまちのええとこをご紹介します(主に町家など)。
  高槻町家図鑑も公開予定。
企画:和(なごみ)+アートデアート・ビュー+マチヤ・テラス

内容については、来てくださったみなさんで考えて、その場をつくっていきましょう。
どうぞお気軽にご参加ください。

なお、雨天などでジャズストリート本体が中止の場合は、この企画も中止します。
ご了承ください。
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高槻300歳町家の出格子にも、ジャズストのポスターを貼ってくださいました。
町家センセイ、ありがとうございます。
そして、よろしくお願いします。

余談:
昨年、少々不利な状況下であったのに、空き店舗活用企画にこだわったのは、
フランチャイズの商業者に押されて、地元の商業者がどんどん弱っている気がしたので、
なんとか応援したいと言う思いがあったからです。
海外資本、東京資本に圧倒されて、地元の商売人がやる気をなくせば、
まちの地力が著しく低下することにつながるのではないでしょうか。
なんとか、地元の商売人のみなさんにがんばってほしいです。
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by ti-ao | 2014-05-01 00:00 | 高槻ジャズストリートや♪ | Trackback | Comments(0)