マチヤ・テラス通信~高槻の町家を照らす~

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2014年 06月 24日

信じられるもの~マチヤ・レポート編集の現場より~

パソコンはほんとうに便利。
でも、
保存していたデータがこわれてるとかなんとか、
よくわからない事情で開けない経験とか、
みなさんはないですか?
このごろ、デジタルとかクラウドとか、
どんどん進化して、使い方は簡単だとうたっているけど、
裏ではどんどん複雑化している。
私たちにわからないことばかり。

いくら使いやすいと言っても、
ちょっとおかしくなると使えなくなる。
こちらには原因もわかならい。

デジタルは所詮まがいもの。
実在しないに等しい。
私たち物質たる人間にとっては、
(この手に)触れ得るものこそ信に足る。

(少なくとも私にとってはそうです)

このところの編集作業がハードなせいか、うちのパソコンも疲れ切っている様子。
すまんなぁ、とパソコンに謝ってみたりしています。
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by ti-ao | 2014-06-24 02:29 | マチヤ☆テラス(活動日記) | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 21日

マチヤ・レポート編集大詰め

今日は夏至らしい。
このところ社会から隔絶された日常にいる気がします。
もう戦争は終わったのか?
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by ti-ao | 2014-06-21 23:54 | マチヤ☆テラス(活動日記) | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 17日

高槻市長に拝謁~マチヤ・レポートの献呈~追記あり

確か、3月ごろ、
地元行政へのマチヤ・レポート(町家図鑑)献呈のお話をしました。
大阪府さんには受け取っていただいたけど、
高槻市さんへは後日あらためることになったと書いた気がします。

その後、「折角だから」との市役所のみなさんのお取り計らいで、
直接、市長さんにお渡しできることになりました。
活動を始めて9年近く、コツコツと超ど級に地道に歩いて来て、
こんな光栄なこともあるんですね。
いつも見ていてくださった高槻市のみなさん、ほんとうにありがとうございます。

ほんとうにめったにない、よい機会をいただきました。
だから一人ではなく、みんなで伺いたいくらいでしたが、
さすがに大勢で押しかけるわけにもゆかず、
マチヤ・テラスの副キャプテンに同席してもらいました。

もちろん、セレモニーだとは考えていません。
好機は最大限活かしたい。

2014年6月6日(金)お昼前。
市長室にて、市長にお目にかかり、マチヤ・レポートを献呈。
時間が15分と限られていたので、的を絞り、明快に、具体的にと心がけてお話しました。

「高槻町家」について、
●その存在がブランド足り得ること。
●現状を具体的なデータでご説明。
●行政にしかできないことの具体的なお願い。

調査結果から、マチヤ率(通りの延長に対する町家の間口合計の占める割合)は、
城下町27%ほど、芥川宿25%弱、軒数では各々30軒づつ程度は町家が残っている。
城下町や宿場町では、まちを歩いていれば4軒に1軒の割合で町家です。
町家がすでにないとあきらめるにはまだ早いです。
これらの家々のみなさんはがんばってはる。
私たちが8年余りやってこれたのも、こういう町家の人々がいてはってこそです。
エリアを限定して構わないので、町家をがんばって残していくようにようにする。
そのかわり、町家として維持するための工事費などへの公的な補助が望まれます。
これは行政にしかできないことです。ぜひご支援をお願いします。

今ならまだ、資料(史料)ではなく、まだ実際の町家として残っていて、
城下町や宿場町という高槻のまちの歴史を伝えてくれています。
1軒1軒ばらばらですが、これらをつないでいきたいと思っています。
そして、まちのたからものとして、生きたまま後の時代の子供たちに引き継いで残したい。
今がそのぎりぎりの時です。
今ならまだ間に合います。

元々、市長ご自身も町家にはご関心をお持ちだったとのことで、
とてもご熱心に話を聞いてくださいました。
景観関連の部署のみなさんもいらっしゃいましたが、
みなさんもとてもご熱心でした。
そして、とても興味深いお話もしていただきました。
このようにあたたかくも熱い時間をいただけたのは、
さすがに地元のまちの行政だなぁと、ありがたく思いました。
おかげさまで、マチヤ・テラスにとっても私にとっても、
たいへん意義深い時間となりました。
市長はじめ、市役所のみなさま、ほんとうにありがとうございました。
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに・・・
他人の家のことで必死で市長に訴えてる自分て、いったいなんなんだと、
ふと我に返って思いました。
(めちゃめちゃ緊張してました。いや、お恥ずかしい・・・)
(業務連絡:副キャプテン、いいフォローとお話、ありがとう☆)

高槻市のホームページ「街フォト」のコーナーでもご紹介くださっています。
ちなみに今回こちらのブログに掲載した写真も高槻市ご提供です。
ほんまにありがとうございました。
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追記
市長が活動について「心の琴線に触れた」とおっしゃっているという。
素直にうれしいです。
これからも超ど級の地道さで活動していきます。
「高槻町家はまだ間に合います」と申し上げた時、
お顔がぱっと明るくおなりのように感じた、
あれは気のせいではなかったのかもしれません。
ありがとうございます。
これからも高槻町家をどうぞよろしくお願いいたします。
そして、ぜひ一度、300歳町家にもおいでください。
(私の家ちゃうけど☆)
2014.6/18 12:21am
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by ti-ao | 2014-06-17 02:18 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 16日

日と月と

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仕事終わりに、城下町から宿場町まで歩き(ソネット・トコトコ)、
夜中には、マチヤ・レポート(町家図鑑)の原稿最終チェック。
長い長い夏休みの宿題の仕上げをしている気分。
真夜中、ふと見た月がきれかった。
そんなこのごろです。

友だちにジュレをもらった。
ごちそうさま。
日の丸のち上弦の月。

上弦の月と言えば、マチヤの取っ手(笑)
似て非なるもの。
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by ti-ao | 2014-06-16 02:34 | マチヤ☆テラス(活動日記) | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 03日

マチヤ・ソネット+マチヤ・レポート

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仮の名前は「たかつきマチヤ素ネット」。
高槻町家人連絡会の準備会、みたいなものです。

高槻町家にお住まいのみなさんが、日々の暮らしや今後の維持、活用について、
アイデアを交換し合い、知恵を集める、そういう場を設けたいです。
一軒ではむずかしいことも、みなさんで語り合う中で、
よい方策が見つかったり、力をもらえたり、そういうことも期待されます。
すでに決して多くはない、けど、結構残っている高槻町家は、
まちにとって大切なたからものです。
そこにお住いのみなさんがつながりをお持ちになることは、意味があると思われます。
2008年以来、「町家・まちなみ調査」を通じてみなさまと出会うことができ、
今ようやく、かつて思い描いていた「まちや・ねっと」(町家人のネットワーク)の
「素」となるつながりができつつあると実感しています。
それをいよいよ形にしてみませんか。
気さくに語り合う中から、みなさんのお気持ちに沿って、すすめていきたいと思います。
どうぞお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。
                     
                             マチヤ・テラス
高槻町家のみなさまへ

・・・・・・・・・・~☆
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「高槻町家」とそこに住まう人たちとそこでの暮らしを、
まるっとひっくるめて「まちのたからもの」として照らして、見つめて、
そして、つないでいきたい。

これは、マチヤ・テラスの遺伝子に組み込まれていること。
わたしたちの命題。宿願。

このまちの歴史の先に、町家を生きたまま伝えるために、
避けては通れない。

この数年間、文化財調査に専念して、マチヤ・レポートにかかりきり、
なかなか話がすすみませんでしたが、そろそろです。
今のところ、町家1軒1軒を訪ね歩いていますが、
旧城下町と芥川宿をトコトコしていると時間がかかります。
これから少しづつでも形になってくれたらと思います。

そして、
マチヤ・レポート(町家図鑑)、出版について。
お待ちくださっている方がいらっしゃるという話も聞いています。
ほんとうにすみません。
今も内容に重要な話を加えたり、用語の説明を加えたり、
とにかく、少しでも高槻町家のことを、
みなさんにわかりやすくお伝えするべく手を加えています。
ただ、高槻町家が滅んだあと(!)完璧なものを出しても意味がない。
いつもぎりぎりのところで活動していますが、
今回もぎりぎりいっぱい努力しておきたいと思っています。
おそらく、初夏のころには出版できるのではないかと思います。
支度が出来ましたら、またお知らせします。
しばしお待ちください。
よろしくお願いします。


現下のマチヤ・テラス、活動の主眼は、
マチヤ・ソネットとマチヤ・レポート、このふたつです。
並行してすすめています。

追記:
ソネットとは14行の詩らしいです。
14軒の町家のみなさんが集まってくださるといいなぁ。
まずは数軒からはじめるつもりです。
先は長い、が、勝負ははやい。つまり、時間がない。
むずかしい戦いやな。
主役のみなさんにいかに話を引き継げるか、
そのための下ごしらえをやっています。
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by ti-ao | 2014-06-03 19:11 | まちや・ねっと | Trackback | Comments(0)
2014年 06月 03日

心の月

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みがくべき心の月のくもらねば
光とともに西へこそ行け

だしさまのうた(辞世)
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今の国営放送大河ドラマは戦国時代の話。
めずらしく荒木村重さんがよく出て来る。
さらには奥方のだしさんも。

村重は信長に摂津を任されていて、
高槻の高山右近も茨木の中川清秀も彼の与力だったらしい。
右近さんはよくドラマに出てきます。オトコマエ俳優の指定席。
でも、清秀さんが描かれるのも珍しいですよね。
この二人は後に、羽柴と柴田の戦いでも性格の違いが出ます。
その気質の違いはなんとなく、今の高槻と茨木の違いにも通じる気がしています。

冒頭のだしさまのうたは、凄まじく美しい。
村重さんはどういう思いだったのでしょう。
後年、自ら道糞と称したらしく、そのあたりにあらわれている。
もう少し若かったころ、遠藤周作の「反逆」で、
彼らの話を読んで、特にこのうたが心に響きました。
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by ti-ao | 2014-06-03 18:25 | 風景カフェ | Trackback | Comments(0)