マチヤ・テラス通信~高槻の町家を照らす~

fukei.exblog.jp
ブログトップ

<   2017年 05月 ( 9 )   > この月の画像一覧


2017年 05月 31日

「もうすぐ夕立がくる

d0129713_21444691.jpg
d0129713_21450370.jpg
はよぅ帰りなさいや~」
300歳町家にそう言われて早々に帰ると、
カミナリ付きで豪勢に降った。
そんな高槻城下町、夕景。

[PR]

by ti-ao | 2017-05-31 21:45 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 30日

大人(プロ)たちの小遠足2(真田丸トコトコ+プチ・ヘリテージ・カフェ)

2017年5月28日(日)空が青い。
くっきりした影を見ながら歩く。

清水谷。
この日いろいろ教えてくださった文化財専門のお方によると、
あたり一帯はかなりの谷だったらしい。
大坂城南側には空堀があり、惣構えの外郭線を形成していた、
ということはこのごろ案外知られていると思います。
その空堀は清水谷の地形を活かしているようです。
谷底、つまり、空堀の跡は埋め立てられて、現在では幹線道路が走っている。
高低差が減じられたはずですが、それでも周辺はかなりの勾配。

d0129713_22042288.jpg
真田丸があったと言われるあたり、高校とお寺の間、心眼寺坂。
ここから北を見るとずっ~と下っている。
きっと彼方に大坂城天守がそびえていたはずです。
「太閤殿下~!秀頼さま~!」と叫ぶのでありました。
(心の中で)


昨年、真田丸ブームに乗って発見された(のか?)浅野家(確かそのはず)の絵図面。
その真田丸の表現についてどう考えるか、専門家の間ではかなり議論があるようです。
ともあれ、真田丸は大きくはこの心眼寺あたりと三光神社あたりの2つの郭があったようです。
大阪城天守からは少し離れている。
しかも空堀、清水谷で城から隔たれている。
もはや、出丸というより突出した独立性のある出城か。
こうして天守の位置を意識しながら真田丸を歩くとそれが感ぜられます。


真田丸発掘調査跡地。
昨年初冬ごろ、国営放送の番組でも取り上げられましたが、
その時の調査を担われたのがこの日の先生でした。
発掘などの裏話も伺いながら、まだまだ歩きます。

d0129713_22043149.jpg

真田丸から北上し、大坂城へ向かうと、右手に大阪女学院。
チャペルが登録文化財になったということです。
外観はシンプルですが、開口のバランスがよく、細部意匠に心配りされています。
うつくしい建築だと思いました。
その正門前の坂は歩道がひろく、心地よい。
この坂が清水谷の北側法面ということでしょう。
真田丸あたりからの北向きの法面、このあたりの南向きの法面。
清水谷がいかに横断方向に長い、つまり、幅の広い谷であったか、
それを歩いて実感できました。

d0129713_22044244.jpg
3月に続いてカトリック教会へ。
歩道際の植栽帯に、細川ガラシャさまと高山右近公の説明プレートがありました。
そして、越中井(細川越中守の屋敷跡に残る井戸)にて一度解散です。

d0129713_22045070.jpg
そこからは、大阪歴史博物館1階アトリウムのカフェへ。
「プチ・ヘリテージ・カフェ」。
よく歩いたあとのビール、ではなく、珈琲。
そして、おもしろいお話。
ほんとうにごちそうさまでした。


ところで、
この日の文化財の先生、今から師匠呼ばわりすることに決めました。
(日本語の用法間違ってる・・・)
その師匠からこれもお聞きしたのですが、
徳川方は大坂城の惣堀を埋めるのに粘性土を使ったらしいのです。
なんとも念の入った。
これでは豊臣方が掘り返して堀を復元するのが難しかったでしょう。
日本人らしいまめさというか、意地ワルというか、堀を埋める時まで丁寧。
それに、打ち壊した城の構造物のガラなどで乱暴に埋めてしまうよりは、
後の土地利用を考えると、ちゃんと埋めた方がよいですね。
徳川方はそこまで考えていたのでしょうか。
ちなみに現在は、堀を埋めた土地にビルを建てる時、
杭の支持層をその粘性土より下の地層に求めることになりますが。


大阪府教育庁のみなさま、ご参加くださったみなさま、
夏みたいな空の下、ありがとうございました。
おかげさまでよい小遠足になりました。
そして、この長い日記、お付き合いくださってありがとうございました。


帰り道、地下鉄に降りる階段で、なぜか祇園精舎の鐘の声を聞いた気がしました。
ふしぎ。



[PR]

by ti-ao | 2017-05-30 22:06 | 大阪・三大城下町日記 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 30日

真夜中のエスキス

d0129713_01040501.jpg
今はまだおおまかなプランと形態を検討しているので、
太いやわらかな線で描いている。
もう少し具体的になれば、ディテールまで表現していくので、
もっとほそく意味ありげな線になります。

(ふぅっ)


[PR]

by ti-ao | 2017-05-30 01:04 | おしごと | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 29日

大人(プロ)たちの小遠足1(真田丸トコトコ+プチ・ヘリテージ・カフェ)

d0129713_23024386.jpg
2017年5月28日(日)めっちゃ晴れ。
大阪三大城下町めぐり、今日は大阪。真田丸あたりを歩く。
まずは、三光神社にお参り。
d0129713_23025485.jpg

神社の木蔭。
大阪府教育庁文化財保護課のお方から真田丸や大坂城のお話。
ご用意くださった資料を含めとても興味深く、屋内での講座もお願いしたいくらいです。
かなり気軽で気さくなまち歩きですが、お話の内容は完全にプロ。
しかもとてもわかりやすいお話でした。
神前、お騒がせした?ので、ご神職にごあいさつの後、いよいよ真田丸の中心を目指します。

d0129713_23031328.jpg

ところで、
有名な「真田の抜け穴」、と言われる横穴。
方角的には真田丸のまん中あたりに向かっている気がします。
もしも直進しているなら。
ひょっとすると、真田丸周辺や大坂城周辺、いくつかの抜け穴をはしごすることで、
複数のルートから最善のものを選択しながら移動できたのではないでしょうか。
あるいは、
穴は寄せ手(攻城)側が掘ったものかもしれない、という話もある、と聞いたことがあります。
その場合は大坂冬の陣の見せかけの講和後に掘られたということになるはずです。
徳川方は大坂城の堀を埋めながら、攻城用の横穴もほぼ同時に掘りすすめていたのかもしれません。
豊臣家、不満分子、浪人、キリシタン(背後の欧州列強)・・・
幕府を開いたとはいえまだまだ危険な要素が残っている。
徳川家康は高齢であり、相当に焦っていた可能性がある。
大坂城を落とせば、複数の危険な要素が除外できる。
それと、千姫。
徳川側は千姫をどのくらい本気で城から救い出したいと思っていたのでしょう。
千姫が抜け穴を通る可能性だってあったのではないでしょうか。
千姫の目線から描かれたお話も興味深いはず。
などなど、
抜け穴を見ていると、いろんな想像をしてしまいます。


[PR]

by ti-ao | 2017-05-29 23:03 | 大阪・三大城下町日記 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 25日

富田のまち、坂があって石垣があって町家があって酒があって情があって、

d0129713_20454312.jpg
d0129713_20455201.jpg
これ以上なにがいんねん。
(訳:これ以上何が要るのでしょうか?)
ごちそうさまです、な、まち。


今日は、富田の散策マップをいただきました。
(けさたんと会製作)
ありがとうございます。
少し前につくられたもの。たしかに見覚えがある。
すばらしいプロのデザイン、しかも、布!?
持ち歩いても破れない。


歩いていて、こんなにおもしろいまちはない。
そんな富田です。


写真は、跡坂の町家。まばゆい。


[PR]

by ti-ao | 2017-05-25 20:46 | とんだふうけい(高槻市富田) | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 22日

こよなく愛しい夕景~高槻城下町~

d0129713_19115476.jpg
ちょうど一週間前、ある方たちと高槻城下町を歩いていました。
すでに映像ができあがっていて、たまたま今日拝見しました。
おもしろいカメラを使ってはって、いい感じ。
いつも見ている城下町の風景がこの上なくうつくしい。
高槻市広報のみなさま、ありがとうございます。


願わくば、映像だけではなく、実物も、
このまちの未来の子どもたちに伝わってほしいです。


300歳町家を訪れて、町家センセイご夫妻とそんな話をしました。

d0129713_19120281.jpg


[PR]

by ti-ao | 2017-05-22 19:12 | 風景カフェ | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 21日

甘く香ばしい夕景~西国街道・芥川宿~

d0129713_18574086.jpg
すっかり五月も半ば過ぎ。
もうびっくりですね。
西国街道芥川宿、久しぶり。
人の流れは相変わらず。

町家の珈琲店、リザルブへ。
今週の珈琲は、グレープハニーなんとか?
あまこうばしいです、と、マスターの渋い声。
のどが渇いた時にちょうどよい味わい。
久しぶりにおいしく珈琲をいただきました。
心地よいひととき。
ごちそうさまでした。


[PR]

by ti-ao | 2017-05-21 18:57 | 風景カフェ | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 09日

「真田丸トコトコ+プチ・ヘリテージ・カフェ」ご案内

こんにちは。
今回はまち歩きのご案内です。

d0129713_14560565.jpg
d0129713_14554899.jpg

内容:大阪三大城下町めぐり「真田丸トコトコ+プチ・ヘリテージ・カフェ真田丸編」
 実戦を経験した大坂城、その南を守っていた出丸(出城)真田丸。
 真田丸周辺の歴史と今を感じる場になれば思います。
 真田丸発掘調査をご担当なさった方のお話もお聞きする予定です。
企画・ご案内:大阪府+大阪府教育庁+大阪府建築士会+マチヤ・テラス各々の有志
(あまり公的なものとしないイメージです)
日時:2017年5月28日(日)14時~16時20分(カフェは遅くとも18時まで)
会費:500円(資料印刷代)(カフェは各自払い)
申し込み:20名程度(スタッフ各自呼びかけで調整します)
*マチヤ・テラス宛メールで5月15日(月)までに以下を添えてお申し込みください。
 15日以降にこちらからご連絡いたします。
 1.お名前 2.連絡の取りやすいお電話番号 3.メールアドレス
 4.カフェへの参加のご予定
 宛先:ecohikari09@yahoo.co.jp

主な予定:
●14:00 JR玉造駅集合
→①三光神社(抜け穴+真田幸村公像+向拝所)
→②空堀跡
→③真田丸跡地(発掘調査地+跡地顕彰碑+心眼寺)
→④カトリック玉造教会聖堂前
→⑤越中井(細川家屋敷跡)
●16:20 森ノ宮駅近くで解散
●16:30 近くのカフェでヘリテージ・カフェ(希望者のみ)
●18:00 解散(全行程終了)
*少雨なら歩く予定です。


ご連絡お待ちしています。


[PR]

by ti-ao | 2017-05-09 14:57 | 大阪・三大城下町日記 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 08日

お猫さまたち、通ってもよろしゅうございまして?

d0129713_21485527.jpg
業務終了へ向けてばたばたしてるうちに連休が終わっていました。
あと少し、がんばろう。
朝いちばん打合せの帰り、小径の猫たち。
ごろんごろん転がりごっこしている。
思わず笑ってしまった。
[PR]

by ti-ao | 2017-05-08 21:49 | 風景カフェ | Trackback | Comments(0)