マチヤ・テラス通信~高槻の町家を照らす~

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2015年 03月 09日

渇望~内圧と外圧について~高槻市の市民と行政について

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私たち(かつての「マチヤ・テラス」とか、今の「わたしの城下町」とか)が、
まちの中で町家の保全、活用への意識を高めるようはたらきかける、
これを内圧。
行政が施策として保全、活用、その助成に取り組む、
これを外圧。
内圧を高めて外圧もかける。
これが望ましいと、思っています。
また、内圧が高まらねば、外圧をかけにくい、ということもあるでしょう。

高槻市では「なんで今さらこのまちで町家に金を使うのか」ということで、
行政内部で理解が得られない、と言われ続けてきた。
ゆえに、私たちは何年もかけて無償で黙々とはたらいてきた。
内圧を高めるために。
外圧をかけていただけるよう、切に願いながら。

「市民にはなにもできない」などという言い訳はしたくなかった。
行政任せにしない、市民にできることは必死でやる。
しかし、行政の力がなければ、今の高槻町家を取り巻く環境を、
歴史を継承できる程度に改善することは望めない。
かつてのマチヤ・テラスにも、やはり限界があった。
行政や政治がその気になったら、それはすさまじい力がある。
その力が発揮されることを、渇望しつづけてきた。
なにも、まちの中でおもしろおかしく活動してきたわけではなく、
かなり強い思いも願いもあったと思う。
(もちろん、おもしろく活動してはいましたが)
よって、ようやくその外圧がかかろうとするのであれば、
私は当然、これを歓迎します。

先日、多少の誤解を生じかけたようです。
この話は活動をはじめた当初からしていましたが、
最近出会ったみなさんには伝わっていないようだと感じ、
今、あらためてお話しています。

これまで、「高槻には町家はない」、「ない」と言われてきた。
その町家があることは町家調査結果(マチヤ・レポート)でお示ししたとおりです。
あることがわかった高槻町家のための補助政策実施を、お待ちしています。
そのためにできることがあれば、できるだけのことはやりたい。
これが私の気分であり、立場です。

こういう施策が高槻市にはなかったはずで、今やれば、歴史になります。
行政や政治にかかわるみなさんに大いに期待しています。
「後から来ていいところを持って行った」などと文句を言うはずがない。
私たちは、やはり、自分たちにできることに黙々と地道に取り組むまでです。

世の中も、高槻市内も、町家や歴史まちづくりへの風向きが変わりつつある。
少し前の高槻市広報紙のトップに、地域こそ富田でしたが、
それでも町家が大きく取り上げられていました。
時は今。
私たちは現実と向き合いながらも、
ふと、見上げた空のうつくしさに憧れるのです。


長いね。
この話は以前、取材してくださった記者さんともしたなぁと思い出しました。
もう、遠い昔のよう。
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by ti-ao | 2015-03-09 23:27 | 風景カフェ | Trackback | Comments(0)
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