マチヤ・テラス通信~高槻の町家を照らす~

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2015年 10月 25日

月下のはたきがけ~倉敷5年ぶり日記2~倉敷町家トラスト

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倉敷のまちも、なんだかにぎやかになっている。
古い街道に入り、本町から東町まで来ると、少しほっとする。
倉敷町家トラストへ。
http://kmtrust.blog79.fc2.com/

以前、古びていた町家が事務所になっています。
人の息と手、心が入ると、まるで別人?のように、家はよみがえる。

私は殆ど、よその事例を参考にしないのですが、
町家調査を2009年に始める時だけは唯一の例外でした。
こちら、倉敷町家トラストの町家調査に参加させていただいて、
手法や目的、調査票の内容を教えていただいて、
よし、これなら高槻でもやれると、自信を持てました。
ただし、倉敷と高槻では、あまりに町家を取り巻く環境が違うので、
高槻の町家調査は高槻の状況に合わせて、かなり内容が変わっています。
それでも、ある意味、トラストのみなさん、特にNさんは、
私にとっては師匠みたいな方です。

東町にたどり着いたのが夕方おそく。
日が落ちて、月が出始めたころ。
ちょうどNさんも、イベントからお戻りになるところ。
11月3日まで続く地域生活文化再発見イベント「備中no町家deクラス」。
http://machiya-class.net/
この中心で忙しく動き回っていらっしゃいます。

町家にて、1時間ほど静かにお話しできました。
町家トラストも知名度が上がり、活動も広がっている。
町家と言えば、トラストに相談が来るようにもなった。
倉敷の町家人気が高まり、不動産業者やテナントの参入も増えた。
が、それらは皆、よそのまちの人たち。
かつての町家調査や仲介、町家単体の手当てからの重点移行。
今は、地元のコミュニティづくりにじっくりと取り組んでいらっしゃるご様子。
「しあわせにしねるまち」
これを目指すのだとおっしゃった。
思わず、息をのむ。

やはり、はるか先を行っていらっしゃるお手本です。
町家単体のことから城下町のコミュニティに関わる段階に入っている、
私たちの流れと、方向が一致している気がしました。
またいろいろ教えていただきたいです。

ちなみに、「マチヤ・テラス」が頭の中にあって、
今回イベント名を「町家クラス」にしたとのこと。
それはめちゃめちゃ光栄です!
なんか、3文字って、なじみやすいんですよね。
マチヤ・テラスは、マリア・カラスから来た名前です。

手作りのはたき。
倉敷は紡績の町だから、こういう着物の端切れみたいなものも、
ふんだんに手に入ったことでしょう。
はさみで切らず、手で細く裂くのだそうです。
そうすると糸(繊維)がほどけない。
そして、はたきは、ぱたぱたしない!
すぅーっと、こう、なでるようにする。
のだそうです。
地元のおばあちゃんたちの知恵。
これが若い人にも伝わる。
そんなこともやっている「町家クラス」。
ぜひ、行ってみてください。

宵に町家でおじさん二人がはたきがけ(笑)
いや、なかなかいいもんですね。
建具の桟とか、掃除機よりも掃除しやすいです。

Nさん、今回もまた、ほんとうにありがとうございました。
またおじゃましたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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by ti-ao | 2015-10-25 12:28 | すぃんきょ(くらしきにっき) | Trackback | Comments(0)
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