マチヤ・テラス通信~高槻の町家を照らす~

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2017年 01月 28日

高槻城下町のヒミツ~このまちのたからものさがし~高槻小学校の授業

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 右近くんが言いました。
「このまちにはお城があってんて」
「ぇ、そうなんや。てゆうことは城下町もあったってゆうことよね」
 おどろいて、伊勢ひめが答えます。
「うん、今はどうなってるんかな?城下町」と右近くん。
「えっ、まさか、なくなっちゃったの?!」と伊勢ひめ。

神社、お寺、教会、武家屋敷、町家、お地蔵さま、道しるべ。
道は昔から残っているのかな。堀はどうなったのかな。
お城はどうなったのかな。
いつもの道にヒミツ(たからもの)がいっぱいある。
高槻城下町のヒミツ、みんなでさがしてみてね。

そして、
たいせつなことは、
このまちのたからものをさがしている子どもたちこそが、
このまちのいちばんのたからものだということです。
ありがとう。


2017年1月25日(水)2時間目~4時間目 雲ひとつない青い空
高槻市立高槻小学校の3年生のみなさん(おおよそ80名くらい)と
高槻城下町の探検、たからものさがしに出かけました。

校長先生や担任の先生方と昨年からお話する中で決まった
「いつもの通学路のたからもの(ヒミツ)さがし」
先生と私の間では、このテーマははじめから一致していました。
かつて城があり、今も城下町であるいつものまち。
そのことに興味を持ってもらうきっかけになったらいいな。
そして、10年後、20年後には、このまちが城下町であることが、
まずは地元のみなさんにとって、あたりまえのことになっていてほしい。

未来の子どもたちに伝えるために、今の子どもたちに伝える。

ただし、あれを知ってほしい、これを知ってほしいと、
こちらのつよい思いを押し付けるのではなく、
基礎的なことをなるべくまんべんなく提示して、
何に興味を持つかは、子どもたちひとりひとりに任せたい、
そう思っています。

生徒さんたちは、まじめに話を聞いてくれ、まちを見てくれ、
せっせとしおり(野帳)にメモしていました。
そして、とてもいい質問もしてくれました。
子どもたちの質問はストレートで、とてもよいところを見ている。
あとで、校長先生がくださった写真やケーブルテレビのニュースを見て、
子どもたちがあんなにいい顔をしていたのだとわかって、
とてもうれしかったです。
(その時は必死だったので、実はよくわからなかった)

近い将来、私たち大人が気づいていないことに、
この子たちが気づき、新たな発見をしてくれるにちがいないと、
そんな感想を抱いた今回の地域学習の授業でした。

学校の校長先生はじめ先生方や職員のみなさま、
先生をご紹介くださった高槻市のみなさま、
取材してくださった広報やケーブルテレビのみなさま、
家を見せてくださった町家のみなさま、
ほんとうにありがとうございました。

そして、3年生のみんな、ほんとにありがとう。
おっちゃんもほんまにええものを君たちからもらいました。
300歳町家の囲炉裏を囲んで、子どもならあんなにたくさん座れると、
初めて知ったことも、おもしろい発見でした。
いっぱい手をあげてくれたのに、時間切れで質問に答えられなくてごめんなさい。
機会があれば、みんなの質問にちゃんと答えたいと思います。
でも、おそらく、君たちなら自分で答を見つけられるはずです。
ナゾを解く旅の途中で会えたなら、話をしましょう。
そんな時をたのしみにしています。

マチヤ・テラスよりアイをこめて


追記1:
このしおり描いてた時は年末休み。「真田丸 総集編」やってたなぁ。

追記2:
教育現場の先生って、たいへんやろうなぁ。頭が下がります。
きっと、つよい思いがなければ続けられないでしょう。
(それは私たち建築設計者も同じかも)
教育の現場をもっと支えられる世の中にせなあかん、
というよりか、もっと教育ができる世の中そのものに戻らなあかん、
つまり、みんなが自ら教育に取り組む必要がある、
そんな気がします。


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by ti-ao | 2017-01-28 22:08 | 右近くん | Trackback | Comments(0)
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