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風景カフェ(マチヤ・テラス通信)

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カテゴリ:高槻の町家図鑑( 33 )


2017年 06月 16日

夏の模様替え~高槻城下町300歳町家~

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登録有形文化財 横山家住宅。
言わずと知れた現役の住宅です。
間もなく、建具の模様替えをなさいます。
これぞ、生きた住空間の証し!


日時:2017年7月1日(土)午後1時ごろから夕方まで
内容:建具の模様替え
 主屋と隠居棟の障子を納屋に仕舞ってある簾戸(すだれみたいな戸)に入れ替えます。
 お手伝いがてら見学に(あるいは、見学がてら手伝いに)来てみてください。
 古き佳き日本のくらしの様子が垣間見えますよ。
*雨天やお家の都合で日時が予告なく変更になる場合もあります。
 なにぶん、今も人がお住まいになっているお宅のことにて、ご理解ください。
どうぞよろしくお願いいたします。


ところで、
むかし、「夏模様」という歌がありましたね。
作曲が確かオフコースの松尾さんで、メロディが、特にイントロが美しい曲だったなぁ。



by ti-ao | 2017-06-16 21:44 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 31日

「もうすぐ夕立がくる

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はよぅ帰りなさいや~」
300歳町家にそう言われて早々に帰ると、
カミナリ付きで豪勢に降った。
そんな高槻城下町、夕景。


by ti-ao | 2017-05-31 21:45 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2016年 04月 30日

宿場町のカブト~高槻市・西国街道芥川宿にて~

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五月連休前半の好日。
久しぶりに芥川宿。

一里塚の近く、金時堂さんの町家。
生活雑貨や荒物のお店。
通りに面した窓からあかりがもれている。
(黄色いバケツの窓)
もしや!
おひなさまと同じでは・・・

やっぱりそうでした。
通り庭の横、昔で言うオクミセにあたるお部屋でしょうか。
西国街道に面するあたりに、立派なカブトが飾られていました。
派手なイベントではなく、地味にしっかり歴史や文化を継承、
というところが高槻らしいです。
さりげなくて、いいですよね。

高槻市広報誌の撮影時にもお世話になりましたが、
町家調査以来のお付き合い。
いつもありがとうございます。

やっぱりしっかり生きている町家。
心強いです。
(「マチヤ・レポート(高槻町家図鑑001)」akt24の町家です)

ご参考:
2015年 02月 28日の記事
「宿場町のおひなさま~西国街道芥川宿~」
http://fukei.exblog.jp/21594669/

by ti-ao | 2016-04-30 21:23 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2015年 12月 14日

マチヤ・レポート販売の話、久しぶりに。

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「マチヤ・レポート 高槻町家図鑑001 たかつき、マチヤのナゾ。」
刊行から一年余り。
今、地元ではジュンク堂書店高槻店さんで販売してくださっています。
どのコーナーかなと思っていたら、もろに建築コーナーでした。
(写真はお店の了解をいただいています)

ジュンク堂さんが高槻に来て、やはり一年余り。
実は昨秋の開店準備中にご注文いただいたのですが、
当時は紀伊國屋書店高槻店さんに直接契約で販売していただいており、
ジュンク堂さんだけ通常の取次業者経由の販売だと申し訳ないということで、
ちょっと時間かかりましたが、今回、直接ご契約いただきました。
その間には、高槻ジャズストリートのTシャツ販売への全面的なご協力など、
店長さんはじめ、お店のみなさんにはなにかとお世話になっています。
今回は、さして売れるものでもない本を置いていただきまして、ありがとうございます。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

この本は、出版というよりは、高槻町家の調査結果を形にして示す、残す、
ということに重点を置いています。
よって、高槻市立図書館全館と大阪府立図書館でご覧いただけます。
あと、関西大学総合図書館にもあります。
(他にも意外な場所に置いてくださっているようです)

調査を含む活動が無償であり、結果発表である自費出版も赤字であるため、
かなり価格が高いのですが、それでも買ってくださるというみなさん、
ほんとうにありがとうございます。
ぜひ、ジュンク堂高槻店さんへお願いします。

当初から自費出版は全部売れても赤字になると言われていました。
少しでも赤字額を減らそうと工夫しましたが、やはり相当赤字です☆
それでも、これは本にしておきたかった。
町家調査の結果がカタチに残るわけですから。
今回のことで、なぜ自費出版が赤字になるのか、その仕組み?もわかりました。
(いろいろ勉強になった)

ほんまは、若い学生さんには安く売りたいねんなぁ。
自分も貧乏学生やったし。
声かけてくださいね。

あと、何校か限定にはなりますが、学校の図書館にも寄贈したいと思っています。

この本が出てから一年あまりの間、すでに何軒かの町家がなくなったりしています。
それらは事前に情報を得ていましたが、やはり、今後も町家は減るのでしょう。
せめて本の中には残しておきたいです。
また、新たな情報もじわじわと得るので、書き加えたい内容があります。
まちは常に変化しているから、マチヤも変化し続ける。
マチヤ・レポートに終わりはない。

久々に、本の話でした。

by ti-ao | 2015-12-14 21:50 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2015年 07月 22日

高槻三つのまちの町家比べ。

高槻町家図鑑、らしい話も、たまには。
先日、富田を歩いていて、なんか見たことあるなぁと思いました。
そう、背の高い町家と低い町家が並んでいる風景。
結構、よくあるのです。
2階の背(階高)が低い中2階のものは厨子tsushi、
2階の背の高いものは本2階と言います。
2階が居室、人の住む部屋として定着するにつれ、
厨子から本2階へと町家の2階は移り変わります。
一般的には、だから、厨子の町家は古いものである可能性がある。
そんな厨子と本2階の町家が並ぶ風景を3つ
~どれも高槻では代表的なまちから~ご紹介します。
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1枚目。
西国街道芥川宿、と言えば、ここ。
実は奥の本2階建は鉄骨造で建て替えられています。
1階にまじめな珈琲屋さん「リザルブ」がいる、あの町家。
新旧の町家が個性を放ちつつも調和して、
旧街道の宿場町の風情を今に伝えてくれる貴重な町家たち。
(手前から「マチヤ・レポート 高槻町家図鑑001」のakt32とakt31の町家です)
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2枚目。
高槻旧城下町のかつての目抜き通り、馬町の町家。
手前の町家は明治末期、奥の町家は昭和初期の建築です。
建てた大工さんはどちらも同じ人で、しかも、20年の築年数の差です。
この20年の間に町家の様式が変化したのですね。
もちろん、変化の時期には結構な幅がありますが、
この2軒は高槻城下町での町家変遷の流れがはっきりと形になって残っている、
そういう貴重な町家たちです。
同じ大工さんだけに、かつてのご自分のお仕事とは別の表現にも挑戦なさっている。
そういうおもしろさも感じます。
(手前から同じく「マチヤ・レポート」のうま北05とうま北04の町家です)
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3枚目。
これが富田の風景です。やはり富田にもあるんやなぁ、と思いました。
手前の町家は結構、意匠的にも配置的にもおもしろいです。
やはり富田は財力があり、町家も凝っていた可能性はありそうです。
未調査なので、わくわくドキドキです。
旧城下町、芥川宿のまちなみや町家との違いはどうなのかとか、
まだ本気で調べてはいませんが、ちょこちょことは見ています。
あなたも、いっしょに見て歩きませんか?

追記:
話は短くまとめようと思っていたのに、また長くなってしまった・・・
昨日の日記、別に高槻市にいじめられたわけではありません!
念のため(苦笑)

by ti-ao | 2015-07-22 21:32 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2015年 05月 23日

高槻の城下町、門冠りの松

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高槻ジャズストリートでお世話になった城下町のみなさん、
先週末、メンバーそろって、ごあいさつしてまわりました。

高槻の城下町(もしくは城郭内)には、門冠りの松を持つ家が、
何軒か残っています。
建て替えても、松だけは残すお宅もあります。

門の上に枝をはわせてアーチのようにして、
さらに1階通り庇の上をずぅ~っとはわせています。

そんな門冠りの松のある町家も、この日、訪ねました。
町家調査以来、何度かお目にかかっているので、
このごろは笑顔でお話できるようになってきました。
ところで、このお家には昔あったと思われる門がありません。
門冠りの松があるのだから、あの枝の下にはそれなりの門があったはず。
「はい、ありました」☆
よくぞ聞いてくれましたというふうによろこんでくださり、庭も見せてくださいました。

こうして古い家や庭や木々を大切になさっている城下町のみなさん。
心から応援します。
そして、ありがとうございます。
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関連記事を「高槻町家のブログ」にも掲載しています。
よろしければ、お立ち寄りくださいませ。

マチヤ・レポート(高槻町家図鑑001)jkm3の町家です。

ぁ、追記:「門冠り」は「もんかぶり」と読みます。

by ti-ao | 2015-05-23 19:00 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2015年 03月 18日

宿場町のカフェ~西国街道芥川宿~

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芥川宿の中ほど。
あと少し西に歩けば芥川というところ。
街道に面して建つ背の高い町家。
実は鉄骨造。
お家の方が、場所の歴史性やまちなみを考えて、
あえて昔の姿を意識して建て替えたという。
お隣の古いままの町家との対比と調和もうつくしく、
芥川宿の代表的な場所としても知られる。

1階には珈琲屋さん、リザルブ。
すっかりおなじみです。
町家調査でちょうど開店準備をなさっていたマスターと出会った。
マチヤ・レポートのことでラジオの取材を受けた際、
中継のスタジオ代わりを引き受けていただいたりもした。
まじめで地道に珈琲を入れ続ける彼の姿は、
もうまちのおなじみの風景のひとつになっている。

先日、5周年だったとのこと。
おめでとうございます。

またドンパチいただきにおじゃまします。

「マチヤ・レポート(高槻町家図鑑)」akt31の町家です。


附記:
今回は昨夏のスケッチでご紹介。
絵を見て気付いたけど、この町家は1階の壁面が2階のそれより、
少し手前に出ているのですね。
調査時に気付いてなかった?不覚ぢゃ!
大阪の町家はだいたい1階の壁の真上に2階の壁が乗るらしい。
他の高槻町家も概ねそうなっています。

by ti-ao | 2015-03-18 23:22 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 28日

宿場町のおひなさま~西国街道芥川宿~

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ここは高槻、西国街道芥川宿。
通行している人が町家の窓をじっと見ている。
ん?
おぉ!
立派なひな飾り。
一度通り過ぎかけて、あかんあかんあかん、ばっくおーらい!

もう35年ほど毎年お飾りになっている。
樹脂ではなく、ちゃんと木でできた人形。
飾るのにまる2日かかるらしい。
いいもんですねぇ。
こうして古い町家に毎年飾られるひな人形。

よそではまちをあげて「ひなめぐり」イベントに取り組んでいる。
今、私たちも「町家めぐり」を準備しています。
今日、なにかにつながる可能性を感じました。

地道に町家で古き佳き日本の生活や文化を伝えていらっしゃる。
そういうみなさんとお家に出会うたびに、私たちも勇気をもらえます。
高槻町家のためにがんばろう、と。

金時堂さんは芥川町の生活雑貨のお店です。
昔でいう荒物屋さんでしょうか。
古い酒屋さんや今は建て替えられた提灯屋さんの近く。
そう、芥川宿一里塚のすぐそばでもあります。
町家調査で出会って以来、いろいろお世話になっています。
今回も快く人形を見せてくださいました。
(ブログ掲載もご了解いただいています)
ほんとうにありがとうございました。


バケツの向こうにきらびやかなおひなさま、
なんかすごいよね。いいよね。
生きている町家です。
「マチヤ・レポート(高槻町家図鑑001)」akt24の町家です。

by ti-ao | 2015-02-28 22:08 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(1)
2014年 12月 31日

つきのあかり

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街道が京から西国へ流れる。
途上、高槻は芥川に宿場町。


先日、久しぶりに訪れた。
屋根に月。
風流。

幕末政変、薩摩藩士に追われた長州藩士と公卿をかくまったという町家。
ここで、彼らは、こんなふうに月を見上げることができただろうか。



あぁ、ことしもくれるなぁ。

by ti-ao | 2014-12-31 00:43 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 06日

冬の贈りもの

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本(高槻町家図鑑001)の口絵。
作家の池田実穂さんから原画をいただきました。
贈られてほくほくしている姿をすでに他の方たちがご紹介くださっていますが、
ほんとうにうれしかったです。


2年前の秋のアートデアート・ビュー。
そこで池田さんの木版画を見てヒトメボレ。
中学生の頃、東山魁夷さんの画集を見て以来のこと。

今回、本を出すにあたり、迷いに迷ってお願いしたら、
とてもよろこんでくださって、いい絵を描いてくださいました。

このような出会いときっかけの場、アートデアート・ビューとオーナーさんに、
そして、そこで出会った作家さんに、感謝します。
ほんとうにありがとうございます。

この絵には、池田さんの詩のような文章が添えられています。
言葉や国を越えて、たったひとつの「しんじつ」を共有できると信じたいと、
彼女は言う。

この絵は、イタリアと日本、カッラーラと高槻をつないでいます。
私は左の天使をジュストさま、右の女の子を寿子と呼んでいます。
共に、高槻城主高山右近を示す名(洗礼名と花押の文字)。
実は、ふたりはひとり、なのではないか。
そして、地球もひとつ・・・
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絵をいただいて、まっすぐに帰って、開けて見ると、
葉っぱが一片。
庭のあるギャラリーを舞台にした1週間のできごと。
それには、冬のささやかなおまけが付いていたのでした。


追記1
本になると、かなり色調がきつくなっています。
池田さんの本来の色とは異なっていて、すみません。
この作品は、木版画やアクリル画とは、ひと味違う作風になっています。
マチヤ・カフェなどで、みなさんにご覧いただければいいなと思います。

追記2
これまで、画像データや印刷でしか見ていなかったので、
「ほんまに絵やったんや」と、初対面で思いました。
そして、「おっきい」とおどろきました。
ある先生が、「原画と印刷物は別の作品だと割り切る」とおっしゃっていました。
私もそう思います。

by ti-ao | 2014-12-06 00:04 | 高槻の町家図鑑 | Trackback | Comments(0)