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風景カフェ(マチヤ・テラス通信)

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2019年 06月 17日

続・岸和田で考えた町家の行く末など

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昨日お話した岸和田で売りに出ていた町家。
すでに地元の方が買い取って、(おそらく)町家として残して行く方向、
ということです。
すばらしい!
さすが岸和田(の、みなさん)です。

高槻だとこうはいかない。
やはり実感したのは、高槻の町家(土地)の高さ。
個人では買えないような、おそろしい金額になります。
気持ちや技術ももちろん必要ですが、やはり金がかかる。
今回の岸和田の事例と比べても取得に軽く何倍かはかかります。

ともあれ、岸和田の町家が一軒助かったのは、よかったです。
また間取り調査だけでもさせていただくことになることも覚悟していました。
そうならずに済みました。
あとは静かに見守ることにします。

久しぶりに本町のまちづくりを考える会(岸和田)の方とも電話でお話しました。
お元気そうでよかったです。
ありがとうございました。

(写真は売却される町家とは関係ありません)




by ti-ao | 2019-06-17 17:31 | 大阪・三大城下町日記 | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 16日

久しぶりの岸和田で考えた町家の行く末など

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週末、大阪府ヘリテージマネージャー協議会の総会で岸和田へ。
講演をさぼって、まちを歩きました(不良ヘリマネ)
間もなく大阪北部地震からまる一年ですが、
ここ泉州は昨秋の台風による被害の多かったところです。
ずっと気になっていました。

お城もお寺も家々も、あちらこちら屋根が壊れている印象です。
むかし堀があったというあたり、細道の土塀は無事。
ちゃんと人の手が入り、保たれているようです。
岸和田は好きなまちです。
無事に修理されることを祈ります。

売りに出ていた町家。どうにかならないものか。(写真は関係ありません)
地元高槻でも、売却直前になんとか間取り調査だけは実施できた経験はありますが、
町家が売却後に撤去されて集合住宅などになるのを、相変わらずよく目にします。
 町家の土地は広い→不動産の取得費が高額になる(*家屋の評価額は低い)
 →集合住宅を建てて売ることで利益を得ようとする(でないと採算が合わない)
大雑把にはこういう感じではないかと思います。
町家を町家のまま活用していく(もちろん手を入れて)。
これがいちばん余計な費用がかからないはずですが、課題も多く、
やはり消えていく町家が圧倒的に多いのが高槻の現状です。
人々の努力で美しい町並みが保たれている岸和田でさえ、状況は似ているのでしょうか。

空家の増加が問題になっています。
これ以上、住宅の数を増やさないようにすることも必要な対策ではないでしょうか。
一軒の町家が集合住宅になれば、近い将来空家が増加する方向に加担することになる。
町家を町家のまま活かしていくにはどうすればよいのだろうか。

久しぶりの岸和田で、久しぶりに会った方たちといろいろ話しました。
自分たちに何ができるのか、模索が続きます。




by ti-ao | 2019-06-16 19:06 | 大阪・三大城下町日記 | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 02日

古民家再生デザインのこと~耐震補強+改修を通して~

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たとえば、古民家の内装デザインにやわらかな曲線を採り入れる。
唐突に曲線を入れると違和感があります。
入口から少しづつモティーフとして採り入れていき、
家の奥(私的な空間)にすすむほど、はっきりした曲線になるようにする。
そういうデザインのストーリーを考えました。
これを耐震補強や住環境向上のための改修の中でやってみます。
ふつうにやってしまうと味気ないけど、ちょっとした工夫でおもしろくなる。
イメージして提案しなければ、なにも起らない。
そんなデザイン屋さんの仕事です。

古くなった建築の耐震補強や改修はこれからも増えるのでしょう。
しっかりと仕事ができるように努めます。



by ti-ao | 2019-06-02 19:25 | おしごと | Trackback | Comments(2)